あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2021年12月】ベストブックは「多眼思考」

2021年の読書についての総括です。

年間を通して88冊を読みました!ワー!!

100冊目標にしていたのですが届かず…残念・無念。
小説が読見進められず積ん読になっているので、年始はそのへんから読み始めています。

まずは、先月12月の記録です。

2021年12月のベストブックは「多眼思考」でした!

 読んだ本の数:8
読んだページ数:1883

多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~感想
★4.5:著者の過去のツイートをまとめただけ、解説もなんもない。本としてはかなり手抜き。だけどディベートのお題になりそうなものや、取り入れてみたい心がけ等もあり、密度が高かった。解説がないからこそ、背景を想像したり自分に当てはめたり、考えながら読む余地が大きい本だなと思った。一番好きなのはこれ。「使命が明確になり、それに向けて動き始めると、人生のピークは過去ではなく、未来にあるとわかる」 ウオー!カッコいい!
読了日:12月02日 著者:ちきりん


駐車場からのまちづくり: 都市再生のために駐車場からのまちづくり: 都市再生のために感想
★4.0:中心市街地では建物1棟ごとに駐車場を確保していたら、駐車場だらけの車の街になってしまう。自家用車が減っていくこれからの時代「オンサイトからインエリア」という言葉のとおり、エリアとして駐車場を整備・管理すべき。デベロッパーも駐車場を作らないで済むならありがたい訳で、都市としても人中心の街にシフトできる。
読了日:12月06日 著者:岸井 隆幸,大沢 昌玄,松本篤,半田真理子,松村みち子,中村文彦,日野祐滋,木谷弘司,横浜市都市整備局,松井直人


子どもとでかける東京あそび場ガイド子どもとでかける東京あそび場ガイド感想
★3.5:公園やレジャー施設、商業施設に街と、ジャンルは広く使いやすい本だった。検索では出てこなそうな公園の情報などもあり、行きたいところリストが増えた。実際に行った人の感想とイラストがまとめられているんだけど、基礎情報や写真よりも生の情報感があって参考にしやすいなと思った。
読了日:12月18日 著者:子育てネット


「腸にいいこと」だけをやりなさい!「腸にいいこと」だけをやりなさい!感想
★4.0:腸が弱いので定期的に腸に関する本を読んでいます。脳が欲する炭水化物や脂質ではなく、腸が求める発酵食品や食物繊維を食べることが健康の秘訣とのこと。油物よりサラダのが好きになってきたので、背中を押してくれる内容でした。また人間は新生児期に外部から取り込んだ細菌で人生の腸内環境が概ね決まるとのこと。我が家の新生児もあらゆる物をペロペロしているんだけど「細菌を取り込んでいるな」と広い心で受け入れられるようになりました。
読了日:12月18日 著者:藤田 紘一郎


死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい感想
★3.5:継続しやすい運動を探していますが、スクワットは①全身運動、②血流が良くなる、③自律神経後整う、などパフォーマンスが高いようです。やりやすいのでとりあえずは続けられそう。だけど今まで他の運動でも何度そう思ってきたことか…がんばろう…。
読了日:12月19日 著者:小林 弘幸


仕事2.0 人生100年時代の変身力 (NewsPicks Book)仕事2.0 人生100年時代の変身力 (NewsPicks Book)感想
★3.5:「ライフシフト」など他の本でも見かける記述が多く、NewsPicksの記事の詳細版と行った感じ。ですが総論的で事例も多いので読みやすい。「変化・挑戦し続けよ」というメッセージを受け取ったけど、変化に費やす時間が作れない時もあるので、社会情報のキャッチアップと、いざ動くときのための選択肢を絞り込みは、日々しておく必要があると思った。
読了日:12月22日 著者:佐藤 留美


日経テクノロジー展望2019 世界をつなぐ100の技術日経テクノロジー展望2019 世界をつなぐ100の技術感想
★3.5:技術は大きくは3つに分類できると思った。①センシング→ビッグデータ→AIで最適解検出、②自動運転、③デジタルツインやARなどリアルのデジタル拡張。その狙いは大きく2つ①パーソナライズ、②省人化。 インフラメンテナンスの項目で、データを取れてもいざ実施となると出来ていないとの記述があった。思想と技術はあっても現場が使いこなければ意味がない、セットで解かなきゃいけない課題だと思った。
読了日:12月26日 著者:日経BP社


ワーク・ファミリー・バランス:これからの家族と共働き社会を考えるワーク・ファミリー・バランス:これからの家族と共働き社会を考える感想
★3.5:各国のワークライフバランス制度を紹介しながら、日本の制度設計はどうあるべきかについて学術寄りに記した本です。日本だと小学校低学年までの期間で、親の仕事と家庭の時間をどうバランスするかの問題が特に重くなっています。手段としては、アウトソーシング(シッターや祖父母に頼る)か、仕事時間を減らして家庭時間を増やすの2択。そこに、キャリアや資金力も絡んでくるので大ごとです。我が家でもこれからどうするか定まっていないのでヒントを探しています。
読了日:12月31日 著者:高橋 美恵子

 

2021年のベストブック

そんな訳で、12月に読んだ本も踏まえて、年間ベストブックです。
は以下となりました!

 No.1:目の見えない人は世界をどう見ているのか
 No.2:「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
 No.3:やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日

2021年のラインナップを見返すと、改めて時間術・仕事術・ライフハックの本ばかり読んでいたなと…。どんだけ生活を見直したかったんだよと、切なくなります。

今年は小説で心を豊かにし、教養本で知見を広げることを意識したいなと思い次第。
引き続きステキな読書生活を!