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府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2020年6月】ベストブックは「新13歳のハローワーク」

ついに図書館が再開しました。
夫婦の分と息子の絵本が溢れかえっています。読むぞー!

6月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3343

2020年6月のベストブックは「新13歳のハローワーク」でした!


子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ (Sanctuary books)子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ (Sanctuary books)感想
★4.0:子どもの自己肯定感を高める(=器を大きくする)ことで、子どもは前向きになり、自ら選択が出来る人になる。そして自己肯定感を高めるためには、10歳までの親の言葉のかけ方で決まる、という内容。色んなノウハウが書かれています。例えば…/気持ちを一端受け入れる/対話になりやすいようにフワッと聞かない/"一緒にやろう"のスタンスなどなど。「学校どうよ?」とかフワッと聞いてしまいそうだったから、今気づけて良かった。
読了日:06月06日 著者:天野ひかり


伝え方が9割伝え方が9割感想
★3.5:前半は相手にイエスと言わせる方法、自分のお願いごとを相手が受け入れやすい言葉にいかに置き換えるか。後半は言葉を強くするノウハウで、コピーライト・メール術的な内容で、サプライズ・ギャップ・赤裸々・リピート・クライマックスの5つを紹介してます。前半後半ともに、テクを使う前に相手に何が刺さるかを理解しないとダメだよね。とすると、伝え方を選べるほどに、受け手を十分に知るor推し量る事が9割だなあと思った。
読了日:06月06日 著者:佐々木 圭一


モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方感想
★3.5:おざなりほめ(例:すごい!上手!)や、人中心ほめ(例:かわいいね、頭いいね!)ではなく、プロセスをほめよう。前者2つのほめ方は、ほめられる事を求めて行動する様になってしまう。叱り方は、否定をせず、行動(したことを反復する)、感情(周りがどう感じるか)、影響(どのような影響があるか)、提案(どうするといいか)を心がける。罰を回避する様にならずに、なぜ良くないのかを理解する事が大切。実践するためには、感情的にならないことご必要だね。いつでも話を聴くよ、一緒に考えてみよう、というあり方を目指したい。
読了日:06月09日 著者:島村 華子


本を読む人だけが手にするもの本を読む人だけが手にするもの感想
★4.0:これからの時代、共通の幸せ像はない。1人1人が自分の幸せを探さないといけない。人生の体験を、個人的or組織的、リアルorメディアで整理した図が印象に残った。最も影響が大きい、個人的でリアルな体験(旅・出会い・遊び・仕事)を最大化するために、個人的・メディアな体験(読書・ネット)や、組織的・リアルな体験(学校・会社)をその人なりにハイブリッドするのが良いと理解した。読書は、他社の人生・価値観をインストールできるので、他の体験を何倍にもプラスに出来ると思う。
読了日:06月21日 著者:藤原 和博


短期間で“よい習慣"が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術短期間で“よい習慣"が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術感想
★4.0:第一章だけでも価値がありますね。これから習慣作りのために取り入れること。やりたい習慣を、今より20秒早く取りかかれるように常に手間を減らす/習慣化の目安の、週4回以上を8週までは続ける。そして、どのくらい出来ているか記録する。/既にある習慣をトリガーに「○○したら、○○をする。」と生活に組み込む/
読了日:06月27日 著者:メンタリストDaiGo


0歳から幼児までの 絵本とおもちゃでゆっくり子育て (momo book)0歳から幼児までの 絵本とおもちゃでゆっくり子育て (momo book)感想
★4.0:発育に応じた絵本やおもちゃが網羅的に紹介されている。昔ながらのおもちゃから流行りの海外製のおもちゃもあり、知ってるやつが多かったけど興味深かった。キュボロは、人気も価格も、おもちゃのトップにいる様に感じだね。あとボードゲームを家族でやりたくなった。
読了日:06月27日 著者:柿田友広


シェアする道路―ドイツの活力ある地域づくり戦略シェアする道路―ドイツの活力ある地域づくり戦略感想
★3.5:ドイツの交通政策を参考に日本の道路事情を考える本。既に国内でも動き出しているところだけど、歩道を増やすこと(原資は、車道を減らす、配置を見直す、立体的に利用する)と、歩道を使いやすくすること(オープンカフェなど第三者占有をしやすくする)がカギですね。これとは別に車道が減る分、車からのモーダルシフト(車→チャリ、公共交通)を考えなきゃいけない。特に日本では、自転車の立ち位置をはっきりさせて、人権を与えなきゃいけない。チャリって車道走っても、歩道走っても、罪悪感あるよね…。
読了日:06月27日 著者:ズザンネ エルファディング,卯月 盛夫,浅野 光行


新 13歳のハローワーク新 13歳のハローワーク感想
★4.5:今出会えてとても良かった。人生において自由であるとは、「選ぶ」ことが出来ること。そして人が選ぶ人生は、その人の仕事が表している。世の中にある数多の職業を、好きな教科から索引出来る本です。子供が13歳になるとき、この本に載っている職業は半分ほど無くなっているかもしれないけど、本書の心意気は何らかで伝えられる。出来れば、僕自信が13歳の頃に出会いたかったけど。
読了日:06月27日 著者:村上龍


賢い子を育てる夫婦の会話賢い子を育てる夫婦の会話感想
★3.0:前半は夫婦の会話が少ない人に対して、 夫婦の会話は子育てに必要だよと説いている内容。後半は、著者の他の本と半分以上内容がかぶってた。ので、ちょい微妙でした。誉められることも、注意されることも、間接的になる(また聞き)ことで効果が膨れるこおは知っておかなきゃいけないね。
読了日:06月28日 著者:天野ひかり


論理的思考力を鍛える33の思考実験論理的思考力を鍛える33の思考実験感想
★3.5:トロッコ問題、5億年ボタンなど知っていたものから、モンティ・ホール問題・確率論の違和感など、とても興味深かった。他者に危害を加えないようにする消極的義務と、不利な状況にある人を保護する積極的義務があり、消極的義務のが力が強い、というのはなるほどと思った。誰かを救える選択肢よりも、誰かを殺してしまう選択肢を人は強く意識する。
読了日:06月29日 著者:北村 良子


誰も書けなかった東京都政の真実誰も書けなかった東京都政の真実感想
★3.5:舛添都知事~小池都知事就任後都議選手前までの、政局の裏事情についての話。小池都知事本人へのインタビューもあるので、一方的な内容でない印象を与えています。こういうのを読むと、いつも政治とは、政策どうこう・体制どうこうよりも、政治家個人のドラマの集合体なんだなと感じる。
読了日:06月29日 著者:鈴木哲夫


雑談の一流、二流、三流 (アスカビジネス)雑談の一流、二流、三流 (アスカビジネス)感想
★3.5:雑談を切り口にした啓発本。以下ざっくりと要約/常に相手を主語にして、気持ち良く・話しやすくさせる/自分自身は、ダメな所を見せたり、教えてもらうスタンスにしたり、隙を見せつつ、相手との違いで印象を残す/日常の事+具体的な言葉でイメージしやすく/キャッチボールの球のキープを短くする/
読了日:06月30日 著者:桐生 稔


倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!感想
★3.5:他の本とかぶっていることも多かったので、取り入れられそうなとこだけ読みました。以下導入項目/「今日はこれとこれやるか」というtodo管理では進まない。時間を区切り集中して片付け、終わったら休憩して次の作業に移る。todoもスケジューラに入れ、いつやるかを明確にする。
読了日:06月30日 著者:メンタリストDaiGo