あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2021年07月】ベストブックは「国道16号線: 「日本」を創った道」

17ちょっとずつ、電子書籍の積ん読を読み進め始めました。
なんで買ったか忘れた本も結構ありますね。

7月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2294

2021年7月のベストブックは「国道16号線:「日本」を創った道」でした。

無駄な仕事が全部消える超効率ハック――最小限の力で最大の成果を生み出す57のスイッチ無駄な仕事が全部消える超効率ハック――最小限の力で最大の成果を生み出す57のスイッチ感想
★3.5:効率性アップについて、テクニックよりもマインドセットを体系的にまとめた本。網羅的ではあるけど、僕自信この手の本は読みすぎてしまったのか特に新しいことはなかった。いや、分かりやすく色々書いてあるので良い本だとは思います。
読了日:07月06日 著者:羽田 康祐 k_bird


スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本感想
★4.0:プレゼンやラジオでしゃべる時、どうしても「えーと」「ちょっと」と言ってしまいます。その心理的・環境的・技術的なメカニズムを分解しているので、自分なりの対応策が見つかります。自分はしゃべる事を準備できていない場合や表現を配慮しすぎている場合に、言葉を探してしまい、結果として余計な言葉が出ている気がします。適切な表現がすぐに思い浮かぶためには、語彙を増やす必要があるのかな。それか、配慮せずに浮かんだ言葉をそのまま使うか。何にせよ意識してしゃべることの場数が必要だなぁ。
読了日:07月15日 著者:高津和彦


地方議員は必要か 3万2千人の大アンケート (文春新書)地方議員は必要か 3万2千人の大アンケート (文春新書)感想
★4.0:地方議員…テレビ的なイメージは不祥事を起こす人たち、仕事上のイメージは面倒くさい質問をして公務員を困らせてる人たちという印象でした。そんな地方議員について多面的に書いてあります。ためになりました。市民が、議員の恩恵を受けているという実感がほぼ無いことが、次世代の議員不足や過剰なバッシングに繋がっているだと感じる。政治に興味が薄いような層にでも「○○さんの働きで地域が変わった」という情報にアクセスできないと「人を選ぶ」行為につながらないと思う。
読了日:07月23日 著者:NHKスペシャル取材班


スイッチ!スイッチ!感想
★3.5:どうすれば行動を変えられるのかを説いた本。本書では感情を象、理性を象使いに例えています。「行動を変えなきゃ、習慣を変えなきゃ」頭でわかっていてもどうしてもできない、みんなありますよね。環境を整え、感情に訴えかけ、最初の一歩を始めやすくして、効果をわかりやすくして、行動を変えるためには万策を講じなきゃいけないなと思わせてくれます。
読了日:07月23日 著者:チップ・ハース,ダン・ハース


やりすぎ教育: 商品化する子どもたち (ポプラ新書 た 10-1)やりすぎ教育: 商品化する子どもたち (ポプラ新書 た 10-1)感想
★3.5:教育本はよく読むので、反対側の意見も知っておこうと読みました。この本は、昭和から続く正解主義の詰め込み教育から、いわゆるお受験的な教育論を疑問視している内容との理解です。だけど、現代的な自己肯定感の形成や、自主自立を促す教育に対しても思うところがありそうなので、教育として何らか型にはめようとすること自体に対して疑問を持っているのかもしれない。その点が少しボケた内容だった。大人が子供に何かを与えるなんてのはおごりで、より良く生きてくれるように手伝いをすることしか出来ないよなとは思う。
読了日:07月23日 著者:武田 信子


具体と抽象具体と抽象感想
★3.5:著者の別作「具体抽象トレーニング」を噛み砕いた内容。「具体抽象トレーニング」を読んでいれば足りる内容でした、復習にはちょうどいいです。理解はできるけど体得するの難しいので具体化・抽象化を意識して考えるトレーニングが結局必要ですね。
読了日:07月23日 著者:細谷 功


ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理感想
★3.5:色んな本でホットクックとヘルシオを宣伝しまくっている著者。我が家でもホットクックはよく使っているので活用方法の参考に読みました。味付けを後付けにすることや、旨味はキノコや肉の低温調理から取って旨味調味料は使わない、という方法は面白そうなので試してみたい。
読了日:07月25日 著者:勝間和代


子鉄&ママ鉄の電車を見よう! 電車に乗ろう! (首都圏版)子鉄&ママ鉄の電車を見よう! 電車に乗ろう! (首都圏版)感想
★3.0:都内の鉄道が楽しめる公園・歩道橋・お店などが紹介されています。公園は、駅からのアクセスが悪い場所が多く、思い立って行くにはハードルが高い場所が多いですね。楽しそうな場所が多かったけど、残念ながらあまり行けなさそう。
読了日:07月25日 著者:棚澤 明子


国道16号線: 「日本」を創った道国道16号線: 「日本」を創った道感想
★4.0:首都圏の環状大動脈である国道16号線についてのあれやこれやの本。地理的、歴史的、都市的解釈にとどまらず、文化的な解釈が多いのが醍醐味です。八王子~横浜のシルクロードの話から、養蚕産業やモスラの話に至ります。またユーミンが歌う16号周辺の景色から、音楽文化への貢献についても考察。更には、ポケモンの着想に繋がったのは16号沿線の豊かな自然環境だからこそとのこと。縦横無尽な飛躍もありますが、そこも含めて楽しめる内容でした。
読了日:07月26日 著者:柳瀬 博一


知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎 (じっぴコンパクト)知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎 (じっぴコンパクト)感想
★4.0:県境の話も面白いけど、県名の話が面白かった。/県名は、藩の時代の旧国名は使わず、全て新しい県名になっている。/県庁所在地の都市名を県名に使用しているケースが多いため、結果として県庁所在地の市町村名が一致している県が多い。/へ~へ~の連続でした。藩時代の文化や地理の影響って大きくて、明治維新で生まれた都道府県は、規模も文化も少しいびつだよなと思いました。
読了日:07月27日 著者:浅井 建爾