あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2022年10月】ベストブックは「超ミニマル主義」

流行り物を中心に読んだ月だった。
しばらく、絵本も読書メーターで記録してみようと思う。

10月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1131

2022年10月のベストブックは「超ミニマル主義」でした!


死なばもろとも死なばもろとも感想
★3.8:参議院にも当選したガーシーの半生について書かれた本。ギャンブル依存や夜の街の芸能人の生態など、アングラ世界を覗き込むことができます。共感できない登場人物と出来事ばかりが描かれ、夜の街が怖くなります。ウシジマくんを読んだあとのように、穏やかに全うに生きて行きたいと強く決意しました。
読了日:10月09日 著者:ガーシー(東谷義和)


限りある時間の使い方限りある時間の使い方感想
★3.7:時間の捉え方について書いた本。世の中にあふれる「やりたいことを全部やるための時間術」的な本に対するアンチテーゼになっていて珍しい。いくら上手に時間を使っても使い方に応じてやることは増えるので、全部こなせる日はずーっと来ないよ、だから未来のために追われるのではなく今を大切にしよう、というメッセージが通じて書かれている。全体的にフワッとしているけど、考え方を軽くしてくれる内容だった。
読了日:10月16日 著者:オリバー・バークマン


神様のカルテ神様のカルテ感想
★3.7:長野の地域医療に取り組む医者の話。個性豊かな同居人や病院の人たちを通じた優しいやり取りと、迷い悩む様子から、どう誇りを持って生きるかが投げかけられた気がした。延命と安楽死についても、とても考えさせられた。
読了日:10月20日 著者:夏川 草介


超ミニマル主義超ミニマル主義感想
★4.0:生活の全てを軽くして余裕と時間を作り出そう、という本。本書が軽量化の対象とするものは、上着や靴、アプリやタスクに時間の使い方と、あらゆるものに及んでいる。軽くした結果、ノイズが減って考えることが絞られる。大切なことだけを考えて、メンテナンスや新しいことに取り組む余裕を作り出す。ものを減らすミニマリストと少し違って、軽くする・シンプルにするという思想なので面白かった。
読了日:10月25日 著者:四角 大輔