あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2021年10月】ベストブックは「ブスのマーケティング戦略」

余裕に応じて読める本が違う、という話を見ました。
特にハードルが高いのは小説で、ゆとりがないと「よし読むぞ」となりにくいみたいです。うーん、分かる。

読みたくて買った小説がいくつもあるのですが、ご覧の様に仕事関係かビジネス関係の実用的なラインナップになってしまっています。

僕の本を読む楽しみの1つとして「誰かの人生を追体験できる」というのがあります。追体験したい!
せめて…せめて年内に1冊は小説を読み切りたい!
と、軽く誓いました。

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1271

2021年10月のベストブックは「ブスのマーケティング戦略」でした!

初速思考初速思考感想
★3.5:ポイントだと思った2点。①日々行動や気持ちを振り返るクセをつける。気づいたことはメモしておく。②メモをまとめて、チェックシートや成功したことの再現性を高めるために使う。
世の中には考えてもよく分からないことがたくさんあるので、やってみながら改善していくのが大切なんだろうな。忘れないようにしよう。
読了日:10月12日 著者:金田 博之


公務員ってなんだ? ~最年少市長が見た地方行政の真実~ (ワニブックスPLUS新書)公務員ってなんだ? ~最年少市長が見た地方行政の真実~ (ワニブックスPLUS新書)感想
★4.0:前千葉市長が語る行政改革の記録。行政組織の効率化は「組織が効率的に回して存続させていく」ことだと思っていたけど、その先に「市民の時間を奪わない」という視点あったのは目から鱗でした。行政とは、市民の裏方であり基盤であるということです。
そして、時代に合わせて行政をアップデートするには、「過去の利権にメスをいれる」やっぱりこれなんだなと思いました。
読了日:10月16日 著者:熊谷 俊人


ブスのマーケティング戦略ブスのマーケティング戦略感想
★4.0:人の半生をつづるエッセイでもあり、マーケティング用語の解説書でもある。若干引くくらい赤裸々な内容と、軽く分かりやすい文章で面白く読めた。自分を客観的にみて、相手の気持ちを想像して、日々トライ&エラーを繰り返す、これを膨大に繰り返してきたんだなと思わせる内容だった。この著者ほど自分を客観的に見たことはなかったな。
読了日:10月20日 著者:田村麻美


敗戦と赤線 (光文社新書)敗戦と赤線 (光文社新書)感想
★3.5:赤線:半ば公認で風俗店営業が行われていた地域。我が町で不自然な場所に風俗店があるんですが、何でこんな事になってんのか知りたくて読みました。戦後のGHQとの関係に起源をもつ仕組が、今なお様々な都市の中に残されているとの事。街の表と裏が分かれて共存している地域もあれば、何でこんなところに風俗店があるの?と今の街の姿とずれてしまって場所もある。経緯がよく分かる内容でした。
読了日:10月24日 著者:加藤政洋


なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 (PHP新書)なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 (PHP新書)感想
★4.0:価格設定についてのあれこれ。人が価値を感じるポイントは色々あります。品質かもしれないし、希少性かもしれないし、信頼かもしれない。安くて良いものがいくらでもあるから、売られている価値を見極めなければいけませんね。自分が買いたいポイント、買いたくないポイントを常に考えると頭の体操にもなりそうです。
読了日:10月26日 著者:永井 孝尚