あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2020年8月】ベストブックは「人口減少時代の都市~成熟型のまちづくりへ~」

資格勉強中につき、諸々停止しています。
思い出して、8月分を更新。
9月は読む時間なく、少なくなりそうだ。

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2395

8月のベストブックは「人口減少時代の都市~成熟型のまちづくりへ~」でした。

仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン感想
★3.0:「心配り」は相手を不安にさせないようにすること。/雑談ネタで重要なのは、情報性(知りたくなる)・共感性(話したくなる)・意外性(感情を動かす)/質問をする時は「自分が知りたい」で聞かずに、選んだ理由、好み、気持ち等を問う「あなたを知りたい」の視点で/同意(僕もそう思います)ではなく共感(わかるってばよ)がいい/相手に意見する時は、主語を自分にするアイメッセージで/
読了日:08月07日 著者:三上 ナナエ


伝え方が9割 2伝え方が9割 2感想
★3.0:前作の「伝え方が9割」にケーススタディを詳しくした感じ。比べていないが内容は違いを感じなかったので、前作だけで十分かなという印象。
読了日:08月09日 著者:佐々木 圭一


AIで変わる自治体業務―残る仕事、求められる人材AIで変わる自治体業務―残る仕事、求められる人材感想
★3.5:AI活用前の、IT活用・機械化自動化なんかも含まれています。本書で紹介されているAI活用のパターンはザックリ3つかな。 ①膨大な問い合わせに対し、膨大な情報から見つけて返すQ&Aツール ②災害・劣化などの危機的事例の集約+方針策定 ③保育所などパターン組み合わせの最適化。行政サービスの特徴「扱う人・法令・資産が膨大」「人でも金でもフェアが求められる」の2点から、AIによる効率化・フェア化の加速は必要不可欠で、どんどこ進めていったほうが良いと思いました。
読了日:08月12日 著者:稲継 裕昭


やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。感想
★3.0:家事というか、家庭のあるあるネタみたいな内容。エッセイとして見れば、マンガ付きなので読みやすいかもしれないね。
読了日:08月12日 著者:梅田悟司


日本のロック名盤ベスト100 (講談社現代新書)日本のロック名盤ベスト100 (講談社現代新書)感想
★3.0:著者が考える、歴史的なロックの文脈、におけるベスト100です。造詣が深さが求められる第一線の資料である。その一方で、そぐわない物を「音楽ではない」的に否定する老害的スタンスがきついと感じました。なので全体でネガティブな印象になってしまいますね。音楽ジャンルの解釈については、著者の感情を抜きに読めば、とても参考になった。ホルモンとかハイスタとか、好きなアーティストのアルバム解釈も興味深かった。
読了日:08月12日 著者:川崎 大助


麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること感想
★3.0:子育て特化型の自己啓発本。子育てにおける親のマインドセットが紹介されています。他者意識を持つこと、家庭は安心出きる場にすること、等はなるほど。特に「子供の問題は親が作っている」というのはなるほど。子どもに関する問題・心配事って、社会システムや価値観と照らし合わせた問題なんだよね。つまり子ども自身には問題はなくて、社会とギャップがあるだけ。こう考えれば、捉え方・動き方が変わるなと思った。
読了日:08月13日 著者:工藤勇一


ふるさとを歌おう!―日本列島うた景色ふるさとを歌おう!―日本列島うた景色感想
★4.0:3270曲の、地域にゆかりのある歌が紹介されています。ただ、紹介のされ方のレベル感が異なり、縁の形もまちまち。どんな繋がりで選ばれたのか分からない曲もあります。それも引っくるめて、この数をまとめたのはすごい。
読了日:08月20日 著者:三國 隆三


詞と曲に隠された物語 昭和歌謡の謎(祥伝社新書)詞と曲に隠された物語 昭和歌謡の謎(祥伝社新書)感想
★3.5:ご当地ソング情報が知りたくて読みました。天城越えのモデルが北条政子と知って驚いた、これから聞き方変わるなぁ。また長崎はご当地ソングの量産地帯ですが、歌発で、ザボン売りや思案橋のような観光資源が生まれたことは、なかなか興味深い話しだった。
読了日:08月20日 著者:合田 道人


自治体の“台所"事情 財政が厳しい"ってどういうこと?自治体の“台所"事情 財政が厳しい"ってどういうこと?感想
★3.5:仕事の勉強用に。自治体にとって金がないとは、新しい政策に金が使えないこと。税収を増やせたとしても交付金が削られちゃうからプラスにならない、なので支出を変える工夫がいる。抜本的に辞める・統合する・稼ぐなどの工夫がないと、増え続ける社会福祉関連費に飲まれ使える金はどんどん減る。
読了日:08月20日 著者:今村 寛


人口減少時代の都市 - 成熟型のまちづくりへ (中公新書)人口減少時代の都市 - 成熟型のまちづくりへ (中公新書)感想
★4.5:経済成長が臨めない成熟時代の都市を考えるために、とても示唆に富む内容でした。4つの施策方向と事例が紹介されてます①コンパクトシティ②既存ストックの活用・所有と利用の分離③公園など自然資本への投資④コミュニティ作りなど人的資本への投資。加えてそのためのツールとなる★財源確保、★都市間連携によるグローバル戦略、が紹介されてます。言ってみればとてもシンプルで、地域の中に豊かな空間があって、繋がりがあって、あるものを丁寧に使うこと。それが出来るように仕組を作っていくこと。
読了日:08月21日 著者:諸富 徹