金沢に行ったので図書館に行きました
先日、石川県金沢市に行きました。金沢は数年前に観光で来たのぶり。その時は、
などのメジャーどこに行った気がします。
今回行った際に、2022年にリニューアルしたばかりの石川県立図書館がすごいと聞いたので、立ち寄ってみました。タクシーの運転手さん曰く、とても人気で、住民向け施設にもかかわらず観光客もよく来ているそうです。「百万石ビブリオバウム」という名前もあります。
県立図書館の外観
本に没入できる空間・本と出合える空間。
4階まで吹き抜けた円形空間が広がり、中に入ると360度、本に囲まれることになります。図書館の中には、窓際、本棚の脇、ちょっとした隙間、あらゆるところに座席があり「あ、ちょっとこれ読みたいな」と思ったら、腰を下ろして本を読み始められました。本に囲まれ、いつでも本の世界に入り込める、本に没入するために仕上げられた空間だなと感じました。
また、本もテーマごとに展示されており、自分の好みに合わせたり、知らない世界をあえて選んだり、その時々に応じた本との出会いがありそうなのも良かったです。
圧巻の円形空間
何でもできるけど、何にもしなくてもいい。
イベントスペース、カフェ、キッズスペースも充実しており、本以外の目的での過ごし方も選べる場所でした。実際、子どもと遊びに来ている家族や、仕事をしに来たっぽい会社員や、イベントの準備をしている大学生みたいな人もいました。外を眺められる気持ちいい席もたくさんあるんで、何にもしないでぼーっと過ごしても良さそうです。
目的がいくつも持てるし、目的がなくても来られる場所というのは良いですね。地域のスペースは、これくらいオープンでフリーな感じが良いと思います。
階段の広場、ソファがあってみんな好きなことしてる
図書館に行くと世界が広がる、そこが素晴らしい。
図書館って素晴らしいな、という想いが年々強くなっています。
自分は幼少期に図書館に行かずに育ちましたが、小さい頃に行っとけばよかったとホント思います。子ども次第ですが、図書館好きになってくれたら嬉しいなと思っています。
図書館の何よりいいところは「世界が広がる」ことです。図書館では、不意に知らなかった世界を出会えるかもしれないし、その世界をもっと知ろうと思ったら奥深くまでいくこともできます。それだけの情報が図書館には揃っています。
今回行った県立図書館は、それに通じる仕掛けが幾重にも張り巡らされていました。こんな場所が身近にもあったらなと思わせるとともに、こういう場所づくりに関わりたいなとも思った次第です。
各地の図書館をもっと見てみたいな。
キッズスペース付の児童書・育児書コーナー