今回は少し変化球な縁のある曲です。
解散してしまったバンド「レミオロメン」の名曲「南風」です。
アッパーなテンポでありながらも爽やかなナンバーで、彼らの代名詞「粉雪」「3月9日」に次いだ、代表曲の1つとなっています。
この歌は歌詞の中には直接的に地域性のあるフレーズはない曲なのですが、歌詞の舞台が彼らの出身地でもある山梨県甲府市にあるラブホテルとなっています。
大切なことなので、もう一度言いますよ。ラブホテルだそうです!
その名も「ホテル南の風 風力3」!!
何が“風力3”やねんと突っ込まずにはいられない、ラブホらしさ全開の謎ネーミングですね。曲名は、このホテル名から拝借していた訳です。
ちなみにネットから拝借した画像ですと、こんな感じな様です。う=ん、まさにレミオロメン!
この事実を知るまで僕は、草原でたわむれるカップルをイメージして聞いていましたが、改めて歌詞を見てください。
騒ぎ立てる鳥の群れ 傾いた秒針追って
「南風」はどこだろう 君は探すガラスの国に迷い込んだ
僕の心は見透かされる君をもっと 愛をもっと 欲しいのさ
背中までいっぱいで眠くなるような
声がもっと 聞きたくって 近づいた
手のひら合わせたら 世界が巡る
車からホテルインする、ゴリゴリの室内ソングじゃねえか。
いやぁ、事実知らないほうがサラッと聞けていたんだけど…
知ってしまうと、どうしても聴き心地がしっとりしてしまいますよねぇ。