さ!張り切って今年も読んでいきましょ!
目指せ120冊と思っていたけど、早速100冊にしよう。
100冊も怪しいけど…。
1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1599
ナイス数:62
2020年1月のベストブックは「言語化力~言葉にできれば人生は変る~」でした。
八日目の蝉 (中公文庫)の感想
★4.5:「もしもこうだったら…」ばかり考えてしまう、締め付けられる物語だった。大人になってからの物語は苦しそうだなと予測してたけど、キワコとエリナ2人の姿に救われた。ずっと一緒にいられないのは分かっているけど、せめて明日は過ごせることを願い、日々祈るように過ごす。親になった今だからこそ読んで良かったな。
読了日:01月14日 著者:角田 光代
勝間式 超ロジカル家事の感想
★3.5:家事ではメカも活かして、効率化して、 暮らしのクオリティを上げよう!という本。この本を受けて、我が家の塩と醤油のランクがUPしました。
読了日:01月16日 著者:勝間和代
アカマイの感想
★3.5:8割くらいは何言っているか分からなかったけど、ネットの仕組みについてちょっぴり理解が深まった。負荷分散の理論が70年代から研究されていたと聞くと、今の現代をどこまで見通していたんだろう、と途方もない気持ちになる。
読了日:01月22日 著者:小川 晃通
コミュニケーション不全症候群の感想
★3.5:個別の章は作者のエッセイとも言えるような分析が続くので興味に合わせて読むので良いかな。ただ最終章はガツンと来る内容だった。
読了日:01月23日 著者:中島 梓
Q&Aの感想
★3.5:殺人事件の被害者と加害者の半生が描かれた証拠ノートを警察が読み進めていく構成。過酷で理不尽な人生を進む主人公が、どのように幸福な死を向かえるかが描かれてて、哲学的な内容ですがサラッと読めます。 物語的にはなんとか繋がっているけど、全体的な感慨はあまりなかったな。
読了日:01月27日 著者:小林 大輝
タテ社会の人間関係 (講談社現代新書)の感想
★4.0:日本的企業・社会の構造を見事に表現した古典。日本は、資格(属性)によるヨコの繋がりではなく、場(所属)によるタテの繋がりに重きがおかれているというのが主軸。理論よりも感情を土台にしたこの仕組みは、限られた資源を守る島国とイエ文化の中で下地が作られ、高度経済成長期の大量生産体制の中で完成されたものだと感じた。僕の前職の会社はまさに日本的大企業でしたが、本書で書かれる50年前の姿はたくさん残っていたな。
読了日:01月30日 著者:中根 千枝
言語化力 (言葉にできれば人生は変わる)の感想
★4.5:言葉の持つ力が熱々と語られる本書。言葉には3つの力があると思った。1つ、保存力。言葉の他に、遥か先人の思いすら保存してきた物は無い。言葉が最も広く未来に届く。2つ、具現化力。最近は「アウトプットをしよう」てなハウツーをよく耳にするけど、ハウツーやツールの前に、想いを的確に表せる精度は磨くことが必要である。そして3つ、影響力。名言好きの自分としては、自分に合う言葉は自分を何度でも奮い立たせてくれることを知っている。自分だけでなく、さらには人に、影響を与えられる言葉を選べるようになりたい。
読了日:01月31日 著者:三浦崇宏