ご当地ソングとして分かりやすいのは、タイトルに地名の入った曲です。
しかし、その分かりやすさゆえ、時として歌の舞台を間違えてしまいます。
今回の曲「松山行きフェリー」も、
最近まで松山の曲だと思っていた私ですが、よく考えればそんな訳ないよね。
広島の曲となっています。
愛する人が、船に乗って去っていってしまう、別れの歌。
松山行きのフェリーに乗って、四国に帰ってしまったのでしょうね。
メチャクチャ未練ありそうだけど、ふり絞るように「忘れてほしい」と訴える、爽やかな曲調と裏腹な身を裂くような歌です。
この「松山行きフェリー」は、広島発で呉を経由して、松山に向かう便。
この歌の舞台が、広島港なのか呉の港なのかは読み取れませんが、瀬戸内の海をまたにかけた恋の物語、いいですね。
広島のご当地ソングとして、覚えておいてください!