学生のとき友達としゃべっている時は思わなかったけど、
社会人になって、自分の考えている事がしゃべれなくなったように感じる。
それはきっと表現の制限のたため。
論文を書いたときもそうだったけど、
堅い表現等を使おうとすると、遠まわしな言い方になり、
結局訳分からなくなる。
自分の表現方法は少しトリッキーと言うか、
変な言い回しをしてしまうなと言う事があるんだけど、
それが日常会話で染み付いてしまうと、
職場では、いつものやり方が封じられてしまう。
そのため、思うようにしゃべれない。あげくにあまりしゃべらない(笑)
となってしまっているのです。
本書では、
ペラペラしゃべれなくても、聞き上手は会いたいと思ってもらえる、
言葉を選ぶ事で逆に価値が上がる、
という、無口を肯定してくれる一冊です。
けれど注釈しますが、口ベタや無口は得をするという話ではない!
現実と照らし合わせて直感で分かるかと思うけど、
空気読めなくても、軽くても、なんだかんだでしゃべる人のが目立って、
友達も多かったりする。
口ベタでも、人生損しないし、良い所もいっぱいある!
そんな、内気な僕らを押してくれる一冊でした。