出現!リセールバリューのあるおもちゃ!
リセールバリュー:将来その物品を売るときに得られる金額のこと。商品の価値がどれだけ保たれるかを示すもの。
さて今回は、おもちゃの話。
おもちゃは、子供のいっときだけ使う期間限定の利用が多いですよね。なので、メルカリなどでリセールされることも多くあるかと思います。そんな時に、買ったときより高値で売れる現象が発生しています。そう、リセールバリューを持つおもちゃが登場しているんです。
おもちゃの価格がガンガン上がってる
リセールバリューを持つおもちゃは、木製の知育玩具などで見られます。例えばこのカラフルな積み木「リグノ」。ヤフーショッピングでは43,000円、リセール品だと38,000円とかになっています。
そしてこの「リグノ」ですが、2013年には25,000円位でした。この10年で段階的になんと7割も値上がりしているんです。
ハイパーおもちゃインフレーションです。
おもちゃの価値が上がる理由として、次の事が考えられます。
- 製造コストが上がってる。
- ブランド価値が上がってる。
- 生産数が少なくて希少性が上がってる。
- 少子化で、おもちゃに金をかける人が増えて、マーケットの適正価格が上がっている
と言った理由が絡んで上がっているのかと思います。
更には、流行り廃りが激しい玩具業界の中で木製玩具は「耐久性があって品質が落ちにくい」「温かみがありエコな感じだから、親が与えたがる」というのもあって、リセールの時に価値が暴落しにくいというのもあろうかと思います。
おもちゃの資産性
買ったときよりも、手放す時に価値が上がっている。これは、おもちゃが資産としての価値を持つことを意味します。1万円で買って5年遊んだあとで、1万5千円で売れる自体が発生しているわけです。経済的だけど、おもちゃでこんな事があるんだなと驚きました。
「おもちゃで43,000円、高ーっ!」って思うかもしれませんが、そのコストが返ってくる可能性があると考えると、少し選択肢が変わるかもしれません。
おもちゃに限らずだけど、物が長く使われる事は単純に良いことですよね。使い捨てじゃなく、長く受け継がれて遊ばれる。そのエモな素晴らしさは、トイストーリーを見れば言わずもがな。
おもちゃを買う時に、そんなリセール性も気になってきているという話でした。