あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

原宿スーパーよさこいで踊り侍2003 RETURNSを見て

今年の原宿スーパーよさこいを見てきました。

見に行こうと思った一番の理由は、推しのチームが復活したからです。それがこちら。

「早稲田大学踊り侍 2003 RETURNS」

これは、早稲田大学の名門よさこいチーム「踊り侍」のOB・OGが結成したチームです。チーム名にある通り、踊り侍のOB・OGが2003年の踊りを復刻して踊っています。

このチームは、作品の10周年である2013年にも一度結成していて、20周年の節目である今年2度目の結成を果たしました。

推しの復活。こんなアツいことが2度もあるとは!僕が今たかぶってブログを書いている様に、2013年の僕もたかぶってブログを書いていました。

2003年の思い出

とても当たり前ですが、踊り侍2003との出会いは2003年です。リンク先のブログに出会いの思い出が書いてあるのですが、要約するとこんな感じ。

遡る事10年前、2003年。

初遠征のYOSAKOIソーラン祭り。
学生が企画して開催されたZEPP札幌での夜会に現れた、当時無名の超新星が踊り侍2003でした。
当時、先輩に聞いても誰も知らないチーム。

チームメンバーは、女性が8割位で、みんなハイカラさんの衣装というインパクト。
そして、音楽は細川たかし氏が歌うソーラン節。
更に、ド肝をぬくサビの振り付け。

すごい学生チームがいるんだなと、衝撃を受けました。

その2か月後に参加した名古屋のどまつりの夜会では、トッポ君と一緒に「踊り侍の子と交流しよう」と意気込み、「僕たちも東京出身だよ」という、何のきっかけにもならないキーワード一本で夜な夜な話しかけまくりました。

この夜会は、祭り後に名古屋城公園で、しかも徹夜でやるという無茶苦茶な企画でしたが、僕とトッポ君は交流が楽しくて夜明けまでハイテンションをキープしていました。

2013年の思い出

10年前の2013年。推しの復活である「踊り侍2003 RETURNS」の参加に色めき立った僕は、自分が踊るスケジュールの隙を見て観覧していました。

そして休憩時間の隙をついて、2003年のどまつりばりに「踊り侍2003 RETURNS」のメンバーに話しかけました。

「あの、以前ざっくばらんという学生チームで踊っていた者で、昔交流させていただいたのですが…。全然不審者とかじゃないです。」

すると、僕の名前を覚えていてくれた人が2人いました。この2人のことは、僕も覚えていました。

「ざっくといえば、がってんは参加しているの?」と聞かれて「踊ってないけど、さっきその辺歩いてた。」という会話をしたことを妙に覚えています。(本当に、その辺を歩いてた。)

短時間でしたがめちゃくちゃ楽しい交流でした。載せませんが一緒に記念写真も撮って宝にしています。

2023年のこと

そして今年。いざ原宿。
演舞を見られたのは、NHK前ストリートのパレードのみでした。「アラフォーがんばれ」というMCと、メンバーのお子さんと思しき子どもも一緒に踊っている事が印象的でした。

これはYouTubeにあった演舞動画。

彼ら彼女らが、前回参加したのは2013年。僕自身も踊っていたけど、その時は肉体も人間関係も学生時代から地続きでした。けど30代を経た2023年は、だいぶ環境が変わったなと感じます。思えば遠くへ来たもんだ。

きっと彼ら彼女らも、激変した生活の中で慌ただしい日常を送っているのでしょう。そんな中で時間をひねくり出して、当時のメンバーが集まって、改めて祭りに参加している。とんでもない話です。

踊りを旗印に集まるってのも、メチャクチャ粋だよね。踊りはその時の気持ちを閉じ込めておくタイムカプセルなのかもしれない。

見た限り知っている人は踊っていなかったけど、同じ時期によさこいを初めてはまった人たちなので、言いようのない郷愁とエネルギーをもらいました。

 

そんな訳で、勝手に色めき立って、勝手に励まされて帰ってきた話でした。ついてきてくれて息子は「よさこい楽しかった」と言っていたので、それも何よりでした。

30周年も、もちろんあるよね?また10年後の8月。

secret base 〜君がくれたもの〜

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