あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

逆ソクラテスで思い出した昔の友達のこと

1月に伊坂幸太郎の小説を2つ読みました。

「ペッパーズゴースト」という超能力者や裏社会の人間が出てくる伊坂作品らしい長編と、「逆ソクラテス」という小学生ライフを軸にした短編集です。
いやいや。さすが。
どちらも、とてもおもしろかったです。

 

特に気に入ったのは「逆ソクラテス」の中の、
「アンスポーツマンライク」というエピソード。

小学校時代のミニバスのチームメイト5人組の成長物語。

小学校の頃はかけがえのない友達が、進学して学校が変わり、それぞれに目標ができて、少しずつ関係性も変わっていく様子が描かれます。そんな色んな変化の中でも、5人の関係性の根っこが変わらない様子がとてもまぶしいです。

 

世のみんなは、小学校の時の友達とは、大人になっても仲良くしているのだろうか。
残念ながら僕は、小学校時代の友達と関係は続いていません。
この小説を読んで感じた眩しさは、ないものねだりから来るものかもしれないな。
僕には、ファンタジーにも感じられるこの関係性な訳で、だからこそとてもステキだ思う訳です。

 

小学校・中学校と9年間、
毎日のように一緒に通学して遊んだ友達はいたんだけど、
たぶん大学院時代に会ったくらいが最後になってしまいました。

結婚した時に、報告も兼ねて久々にメールで連絡だけしたんだけど、
2ラリーくらいで終わってしまったんだよね。

どうしているだろうか。元気にしていたらとても嬉しい。