ニュータウンという都市の側面を鋭くえぐった、時代を写す一曲。
浜田省吾の「マイホームタウン」が今回の曲です。
歌のこと
- タイトル :マイホームタウン
- アーティスト:浜田省吾
- リリース :1982年11月21日
- 出てくる場所:希望が丘ニュータウン
描かれるニュータウンの姿
パワーシャベルでけずった 丘の上
幾つもの同じような 小さな家
何処までも続く ハイウェイ
彼らはそこを名付けた 希望が丘ニュータウン
赤茶けた太陽が工業地帯の向こう 沈んでく
作品はニュータウンだけの話ではないんだけど、全編通じて絶望感に満ちています。
そして、この絶望感のスタート地点として、ニュータウンが描かれます。
ニュータウンで暮らす事は、間違いなく合理的だったはずなんだけど、その中で街の持続性はどこか置き去りにされてしまったことを感じずにはいられない。未来が描きにくいと、どうしても若者は去って行ってしまう訳で…
なかなか、考えさせられます。
bank bandバージョンもありますので、合わせてお試しください!