沖縄出身のバンド、かりゆし58のデビュー曲にして代表曲「アンマー」。
“アンマー” とは、沖縄の方言で“母親”のことだそうです。
曲の内容はタイトルのとおり、母への感謝を歌ったもの。
紆余曲折の半生のいつもそばに、包み込むような母の愛があった事を、染みる歌詞で歌い上げます。
いやぁ、いいですねぇ。
大好きなのよ、私。
この歌は、共感を狙ってだれにでも当てはまる様に歌われたものではありません。かりゆし58(のボーカル前川氏)の個人の物語。
沖縄キーワードは「アンマー」と「八重瀬岳」だけながら、曲調とそのストーリー性も相まって、全編沖縄ロケの映画を見ているかのような気持ちで、5分間の曲を通じて沖縄の風景が浮かんできます。とてもドラマ的で詩的。
親への感謝ソングってメッチャ存在すると思うけど、唯一無二。
歌い手自身の物語であり心からの叫びだからこそ、響く歌なのかなと。
めっちゃステキな一曲です。