八王子出身の私をはじめ、市民誰もがよだれを垂らして喜ぶ八王子ソング。
それが今回の曲、FUNKY MONKY BABYSの「八王子純愛物語」。
ファンモンは八王子出身アーティストとして、色んな八王子ソングをリリースしてきました。その中でもこの曲は、地域の細やかな特徴をぎっしり詰め込んだ超傑作。
ぎっしり過ぎて、八王子関係者以外は聞いても面白くもなんともないのではと心配になってしまいます。
特に好きなフレーズはココ!
香りに誘われて都まんじゅうへ お値段は1個30円
昔ながらのラーメン竹の家 お腹がすいてたら食べようか?
駅前商店街の超局所的な地元店を、全国区のアーティストが歌ってくれたこの事実…涙なくして語れません。そしてラブソングなのに、全くデートで行くようなお店じゃないことも泣けてきます。八王子には、オシャレなデートスポット1つもまともに無いのか…
そう言いながら私は、妻をはじめて八王子に連れて行ったとき、竹の家で昼飯を食いました。
さらに、ご当地ソングとして特筆すべきはココ!
SOGO に大丸 長崎屋 景色もだいぶ変わりました
移りゆく時を嘆いても 今更仕方ないけど
それでもこの街は変わらない やさしい人情は変わらない
そして僕と君だってずっと…
この曲の中では、既に失われた風景を具体的に紹介しています。どれも懐かしく八王子の中心だったお店ばかりです。
ご当地ソングはリリースされたときの街の景色を伝え、多くはその瞬間だけを切り取る鏡です。けども、この歌はすでに失われた風景も含めて歌い上げている。残されているもの、変わってしまったもの、過去から地続きで今の風景が出来ている事が感じられます。
古くから街を知り、街に生きづく気持ちを知らないと書けない歌詞だな~と、しみじみ聞くことができますね。
この曲聞きながら、是非八王子駅周りを散策してみてください!
八王子出身者からの宣伝でした。