ロッテの70周年記念動画が上がっていました。
テーマソングにバンプを起用していて、爽やかな青春を通じて、
露骨にお菓子をアピールしています。
最近のバンプは、タイアップが目立ちますね。
幅広く何にでも手を出している感じ。
妖怪ウォッチのCM曲「望遠のマーチ」とか。
映画:億男のテーマソング「話がしたいよ」とか。
バンプは年月を経て、曲も、歌声も、純度がドンドン増している感じがします。
昔は、ダイヤが混じりこんだ粗削りな原石感がありましたけど、今はもう全てが透明感にあふれ水晶のようです。いやもう、水晶玉です。
シングルで言うと「花の名」くらいから、原石部分より水晶部分のが多くなって、
「smile」くらいから、研磨作業に入った感じです。
どんなアーティストでも、今昔どっちがいいか問題が勃発して、古参と新規の血で血を洗う骨肉の争いに発展しがちですよね。バンプも、昔と明らかにテンションが違うから、きっと例にもれずネット上の各地で紛争が多発していることと思います。
けども私としては、年々徐々に磨きあげてきた道程を感じるから、どっちがいいとか全然ないんです。確かにすっかり変わったけど、少しずつ一緒に大人になっていく地続き感があったので、今も昔もどっちも大好きです。
高1の頃にラジオから流れてきた「ダイヤモンド」の衝撃は、今でも忘れません。
すっかりまん丸水晶になっても、聞こえてくるのはあの時のダイヤと同じです。