あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

西藤公園/back number【群馬のご当地ソング】

群馬出身の3ピースバンド back number。
女々しくも愛おしい歌を歌わせたら、彼らの右出る者はいません。無双です。

あと、冬の歌も強いですね。毎年、心にしみるウインターバラードを届けてくれます。
まるでサンタクロースの様。ホーホーホー。


今回の歌は、彼らの地元の西藤中央公園の名を冠した「西藤公園」。
back number の得意技、「冬」「淡い片思い」の2つに加えて、「ご当地性」までぶち込まれた、僕の好きな物全部盛りソングとなっています。

伸ばしかけた腕に君は気付いてるかな
僕がいいだなんて君は言わないかな

君を想いながら、一歩が踏み出せずウジウジしている僕。
分かるわー。めっちゃわかるわー。
関係が怖くて踏み込めない、今のままでも十分心地いい。

少し遠回しに なるべく素直に言うよ
次の春にでも

なんて先延ばしにしちゃって、だらだら告白できずにいます。
あー、ここで告っておけばなー。この冬、別の誰かに先を越されてしまってドへこみする未来まで僕には見えているんだよなー。
えぇ、えぇ。私には分かるんです。

 

公園で語らえる間柄であること、関係の進展がとてもスローペースであることからも、
この2人がとても近い関係であることが読みとれますね。
クラスメイトなのか、幼馴染なのか。
そこも相まって、告白に踏み込めない事が、より鮮やかに写ります。

そして何よりは曲名、すごく良い。
「地元の公園なんだろうな」と思うと、この物語が日常風景のひとつであり、等身大の感情をつづったものだとイメージできます。そして、どこかで実在した物語なのかなと思うとより一層胸がしめつけられます。

僕とback number は、全てのカップルの冬を応援しています。

西藤公園

西藤公園

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes