- 華やかなルックス。
- メンバーにピエロ。
- セカオワハウスとかいうシェアハウスで共同生活。
- ライバルはディズニーランドと宣言。
非常に特徴的なキャラクターに、
ポップでファンタジーな曲調で若者に人気の
「SEKAI NO OWARI」というバンドがいます。
SEKAI NO OWARI 『スターライトパレード』 Music Video
しかし、ネット上では昔から妙に嫌われていて、
シングル「Doragon night」を「ドラゲナイ」とネタにされた所で、
とうとう、聞いているという事を言うのすら恥ずかしい
そんな位置づけのバンドになってしまいました。
それでも、僕は結構好きです。
僕が、音楽を聞くようになったきっかけは、
中学生の頃に流行っていたL'Arc-en-Cielです。
その当時、ラルクはGLAYと対をなし、中高生からは大人気!
けど、大人受けは良くなかった印象。
「ビジュアル系バンド」と言われるのが嫌いだったラルクは
NHKの音楽番組で、爆笑問題大田にビジュアル系と呼ばれ、
ブチギレて演奏途中に帰ったのは有名な話。
他にも、紅白のリハに来ないとか言われたり、
協調性のない、斜に構えたエピソードが多かったですが、
そんなアウトローな姿が、
「独自の路線貫くラルクかっけー!」
と、中学生の僕には逆に輝いて見えていました。
「SEKAI NO OWARI」の表裏一体の評判を見ると、
そんな、当時のことを思い出します。
何かを知った風な大人の外野は、
粗探しをして、ヤンヤヤンヤ罵声を浴びせていますが、
それが逆に、特別感を生んでいる気がする。
大人にはわからない、自分たちの世代だけのスター。
世代にはその世代だけの特別が、いつだってあるんですね。