こないだ終わっちゃった朝ドラ「マッサン」です。
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝と、その妻リタをモデルにしたお話。
北海道に引っ越してからの後半は
- 工場作り編
- → ウイスキー作り編
- → 戦時中編
- → 復興編
と目まぐるしく物語が展開して、見ごたえがありました。
すごかったのは、
普通なら「めでたしめでたし」で終わるその先を描写していたとこ。
幸せな話の区切りもあったのに、
2人は年老いて、昔の仲間もいなくなり、子供が巣立ち
マッサンを残してエリーが亡くなっても、それでも話は続きます。
最愛の妻を亡くし落胆していたマッサンは、妻が最後に残していた手紙に気づき奮起し、今一度、ウイスキー造りの現場に戻ります。
そして最後の最後に作った
妻の名を冠したウイスキーが名誉ある賞を受賞し、物語は幕を閉じます。
命が終わっても、物語は続く。
そして竹鶴政孝とリタの物語は、ニッカウヰスキーが今尚受け継いでいる。
いや〜、いいですね!
受け継がれる意思!!
RADWIMPS「シュプレヒコール」の歌詞も思い出したんだけど
区切りとかハッピーエンドなんてどこにもなくて、僕らはいつでも物語の途中なのかな。
語り継がれた物語は
いつも終わり方は決まっていた
「そして彼らはいついつまでも幸せに暮らしましたとさ」みんなが知ってる童話や物語は、
いつだってハッピーエンド。
お決まりの文句で終わる。ちょっと待ってよ 知りたいのは
その続きだよ 守りたいのはやっと手にしたハッピーエンディングを
枯らさずに咲かせとくカプセルを
知りたいのはハッピーエンドの続きなんだ。
どうやって幸せに暮らしたの?
どうやってそのハッピーエンドを持続させるの?