旅の魅力は想定外＠会津若松

先日、仕事で会津若松に行きました。
いつぶりだろうか。会津自然の家ぶりだろうか。

市内の移動は、町中をぐるっと回る観光バスを使って移動しました。
だけど、この観光バスが、全然来ない！！
駅前のバス停で20分も待ちました。バスでこんな待つことはなかなか無いので「なんで？？」って思いながら乗り込んだのですが、その理由はすぐに発覚します。

修学旅行！！

会津若松といえば歴史の街。
幕末の歴史に名を残すような史跡があり、市街地も伝統の街並みを継承しています。歴史学習にもってこいなんですね。そんなわけで、町中には小中学生のグループがたくさんいました。

小型の観光バスは、すぐに定員オーバーになってしまうので、バス停で止まるたび多くの人が降りたり乗ったり。これは時間がかかるわけだわ。

乗り合わせた小学生グループも、バスの遅れが気になるみたい。
鶴ヶ城への到着が遅れることで、お城の見学時間が削られてしまうのでしょう。見るからに慌てているようでした。巡った史跡のことをレポートとして発表したりしなきゃいけないんだろうな。頑張れ～と思いながら、慌てて城の前で下車する小学生の背中を見送りました。

修学旅行に気兼ねなく行けるようになったのはとても良かったね。
１つ１つ日常が戻ってきているのかなと思いました。
そして、慌てながら不十分な観光するのはもったいないな、とも思ったのですが、これは効率至上主義的な考え方ですね。いかんいかん。

みんなで回るルートを組んだけどうまく回れなかった。
バスに乗れなくて、しょうがないから３キロ歩いた。

これはこれで、修学旅行のいい思い出になるかもしれない。
旅行に来たから時間いっぱい回りたいじゃなくて、旅行に来たからこそ想定外に出会いたい、と考えたいなと思いました。

この夏は、旅行行くか。