岩手が誇るさんさ踊りをモチーフにした歌、
その名もストレートに「さんさ里唄」。
掛け声、太鼓、お囃子と、さんさ踊りのエッセンスをそのままに、
臼澤さんの澄んだ歌声をかけ合わせて、現代に通用するポップスになっています。
さんさを知っている人には、こういったアレンジもあるのかと楽しめるし、知らなかった人にも歌手・さんさ両方の魅力が届く歌になっています。めっさ素晴らしい温故知新なご当地ソングです。
古いものをリメイクし、今に合うようにアレンジする。
その過程で、改めて伝統の魅力を知る。
工芸品や絵とか、物としての伝統芸能やアートではよく聞くやり方だけど、音楽ではあまり聞かないコラボレーションですよね。口癖のように、祈るように、歌い継がれてきた伝統歌やお囃子を、今に響くように奏でなおす。
今では民謡や地域性が脇によけられてしまったYOSAKOIは、本来この歌の様な伝統と現代の混ざり合いを目指すべきだったんだろうなとも思ったり。
とても素敵な歌なので、是非ご拝聴ください!