山口百恵の「飛騨の吊橋」。
1977年のナンバーです。
歌の世界は、かつての田舎が舞台となっています。
吊り橋を誰か渡る
淋しい音が夜をふるわせる
あの人も橋を渡り
街に行って戻らないの
飛騨の山は静か今年も大雪よ
便りも途切れたの
忘れてしまったの
街の女性は きれいでしょう
この私より
昭和でもあり得た光景かもしれませんが、
日本昔ばなし的にすら感じてしまう程、スーパー古風な世界観が描かれます。
これほどまでにクラシックな世界観を、
まだ10代の女性が歌いこなしているんだから感服します。
ちなみに山口百恵は、「炎の舞」という映画で、結ばれる前の三浦友和と吊橋ロケをしていたそうです。その吊橋は縁結びの地としても知られるようになったとか。こちらは静岡の川根本町の「久野脇橋」とのこと。
複数の吊橋に縁があるというのも、また面白いですね