あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2019年6月】ベストブックは「わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か」

本格的に、読書記録だけのブログになりかけている…。

6月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1843
ナイス数:85

6月のベストブックは
「わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か」でした。



後悔しない超選択術後悔しない超選択術感想
★3.5:選択の連続である人生に、少しでも後悔しない選択を。そんな「選択」にまつわる本書。選択のスタイルや、選択における要素、考慮すべきことなど、学術的なエビデンスと合わせて網羅的に扱われています。フワッと前向きにさせる凡百の自己啓発書本と違い、DaiGoの本は前の向き方をはっきりと示してくれるところがとても良いですね。「腹を空かせると緊張感が出て良い選択ができる」というのはありえそうだけど、なかなか飯を抜くのはむつかしい。。。
読了日:06月02日 著者:メンタリストDaiGo


センスは知識からはじまるセンスは知識からはじまる感想
★4.0:センスは鍛えられる。なぜならセンスは感覚よりも知識に裏付けられたものであるからだ。著者は知的好奇心の強い方だなという事が感じられ、自分の興味の外にも常に意識を向け、引き出しを増やし続けた結果、センスが磨かれているとのこと。本を読んだ結果、「センスを鍛えたい」ではなく「世界をもっと凝らして見たいな」と思った。
読了日:06月03日 著者:水野 学


年収200万円からの貯金生活宣言年収200万円からの貯金生活宣言感想
★2.5:貯金ができない、生活が苦しい、そんな人の貯金術。携帯を持つことすら諦める事を視野に入れた、かなりギリギリの人向けの貯金思考法なので微妙でした。
読了日:06月03日 著者:横山 光昭


「わかりやすい」文章を書く全技術100「わかりやすい」文章を書く全技術100感想
★3.0:分かりやすくするための文章表現の事例集。国語の教科書的な感じ。分かりやすさを追求すると確実に個性を殺すことになる気がする。とすると、どの部分で分かりやすさと個性をトレードオフするかがポイントなのかな。特に新しい情報はなかった。
読了日:06月05日 著者:大久保進


仕事も人生も全てが思い通りになるタイムマネジメントノート: たった15分 A4用紙一枚に書き込むだけ!!仕事も人生も全てが思い通りになるタイムマネジメントノート: たった15分 A4用紙一枚に書き込むだけ!!感想
★2.5:まず睡眠時間を確保する→生活時間(食事・家事とか)を確保する→自分の時間を確保する→仕事の時間が決まる。このライフスケジュールの組み方は理想ながら、なかなかそれが出来ない…。今年に入って色んな時間が収まらなくなってきたので、すべての生産性を上げないとマズイ気がするぞ。本としてはかなり荒く微妙でした。
読了日:06月05日 著者:平土井 俊


忙しい人の人生が整う 家事の習慣忙しい人の人生が整う 家事の習慣感想
★3.5:うちの奥さんが実践している内容がめっちゃあった。感謝。あとは仕組みをしっかりそれを使いこなさなきゃな。
読了日:06月05日 著者: 

 


わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)感想
★4.5:コミュニケーションを「内容を伝えること」として考えがちだったけど、本書で概念が拡張されました。コンテクストを共有する事、何も言わない事、そもそもの態度や意識、それら言外の事柄も含めて構成されるのがコミュニケーション。さらには、理解するしない、する気のあるなし、それらすべて含めて人と人の間で行われる相互の意思の交わりなんだなと。伝えるという事の、どうしようもなさと尊さを知れました。
読了日:06月12日 著者:平田 オリザ


プレイス・ブランディング -- 地域から“場所"のブランディングへプレイス・ブランディング -- 地域から“場所"のブランディングへ感想
★4.0:本書で書かれている「プレイスブランディング」は、自治体が取り組んでいる様な地域ブランドよりも広義の概念としてを考えられています。前半は既往の研究をベースに「プレイス」の定義付けをしていますが、少し抽象的過ぎてよう分からず。一転、事例を語る後半はとてもイメージしやすい内容。瀬戸内の様な自然環境を共通基盤にもつものから、ポートランドの様にカルチャーをベースにしたものまで。プレイスはキャンバスで、どんな色付けも解釈もできるなと、懐の大きさを感じた次第です。
読了日:06月24日 著者:若林 宏保,徳山 美津恵,長尾 雅信

読書メーター

アンマー/かりゆし58【沖縄のご当地ソング】

沖縄出身のバンド、かりゆし58のデビュー曲にして代表曲「アンマー」。
“アンマー” とは、沖縄の方言で“母親”のことだそうです。

曲の内容はタイトルのとおり、母への感謝を歌ったもの。
紆余曲折の半生のいつもそばに、包み込むような母の愛があった事を、染みる歌詞で歌い上げます。

いやぁ、いいですねぇ。
大好きなのよ、私。

この歌は、共感を狙ってだれにでも当てはまる様に歌われたものではありません。かりゆし58(のボーカル前川氏)の個人の物語。

沖縄キーワードは「アンマー」と「八重瀬岳」だけながら、曲調とそのストーリー性も相まって、全編沖縄ロケの映画を見ているかのような気持ちで、5分間の曲を通じて沖縄の風景が浮かんできます。とてもドラマ的で詩的。

親への感謝ソングってメッチャ存在すると思うけど、唯一無二。
歌い手自身の物語であり心からの叫びだからこそ、響く歌なのかなと。
めっちゃステキな一曲です。

アンマー

アンマー

  • かりゆし58
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

OSAKA TOWN/MIGHTY JAM ROCK【大阪のご当地ソング】

大阪を舞台にした、レゲエミュージック。
繰り出される怒涛の大阪ワードがめっちゃ熱い「OSAKA TOWN」をご紹介。

軽快なラップが特徴な曲ですが、HIPHOPではございません。
レゲエ、そうレゲエです。
レゲエは、1960年代後半に生まれたジャマイカ発祥のポピュラーミュージック。ジャマイカの陽気で開放的なお国柄が出ていますよね(推測)。

そしてこの音楽のテンションが、大阪によく合う、よく合う!
大阪ワードとマッチして、コテコテ感が良く出ていますよね。

この曲は「レゲエ×大阪」だけど、ワールドミュージックと日本の地域のコラボはもっとあり得るかもしれませんね。たとえばヨーデルの曲調で、長野みたいな内山間地域のことを歌うと、合うかもしれない。

ワールドミュージック × 地方!
これぞグローカルというやつかもしれません! 

OSAKA TOWN

OSAKA TOWN

  • JUMBO MAATCH, TAKAFIN, BOXER KID, RYO the SKYWALKER, ARM STRONG, DIZZLE, SHADY & MIGHTY JAM ROCK
  • レゲエ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

キラキラ☆セキララ/コアラモード【神奈川のご当地ソング】

野毛地区。
桜木町の山側に位置し、横浜のディープな歓楽街。

今回紹介するコアラモードの「キラキラ☆セキララ」は、
友達から一歩踏み出しそうな男女が、野毛で飲む様子を歌った歌。

「野毛で飲む男女」とだけ聞くとめっちゃウェットで、不倫の1つや2つ絡んだ歌謡曲になりそうですが、この歌はとてもカジュアルでさらさら。

「野毛いく?飲み行く?」
「今度、箱根とか湯河原に行こー!」

と下心もなささそうにさらっと歌っています。
いや、実際は下心まみれなんだと思うよ。
きっとこの男女、20代前半だし。それはもう、ギラギラですよ。
もう、ギンギンですよ。

若者視点でカジュアルに飲みに行ける街、野毛。
とても新しく、良い解釈だなと思える歌です。

そして温泉旅行に誘うくだりもスゴイ良い。
横浜は軽めに行ける、ほど良い距離温泉街がいくつかあって、その横浜らしさがすごい出ています。

う~ん、とりあえず野毛で飲みたい! 
秀吉かキンコンカンあたりで。

セキララ☆キラキラ

セキララ☆キラキラ

  • コアラモード.
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

【読書記録:2019年5月】ベストブックは「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」

久々に、Kindle unlimitedを再開して、軽めの本も手を出してみました。
積読がひどいので、読める時間を捻出したい。

 

5月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:2214
ナイス数:72

5月のベストブックは「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」でした!



生き方―人間として一番大切なこと生き方―人間として一番大切なこと感想
★3.0:仏教感を含むスピリチュアル多めの自己啓発書。人としてのあるべき姿を説く内容は、とても清く正しく美しく異論をはさむ余地がないのですが…。経営者としての生き方として、清濁併せ呑んできた経験や修羅場をどのように潜ってきたか、そんな話を期待していたので大分印象と違いました。こういう経営者もいるんだなと多様な考えに触れられる読書の醍醐味はありましたが、求めていたものが知れる本ではありませんでした。
読了日:05月02日 著者:稲盛和夫


しみこむ作り置きしみこむ作り置き感想
★4.0:手軽で使いやすいレシピが多いね。いきなり4品も作ってしまった。高野豆腐の揚げ浸しはお勧めです。まる!
読了日:05月05日 著者:スガ

 


このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法感想
★4.5:ストーリテイストのキャリア指南本。すべての人に「いつでも転職できる」というカードを持たせたい、という日本的キャリア感に対するアンチテーゼも納得、保存版の本です。 ■伸びるマーケットは①複数のベンチャーが参入②既存業界の非効率さを付くサービス ■転職先の見極め方①マーケットバリューは上がるか②働きやすさ③活躍の可能性 ■世間的にはto do型人間が目立つが、99%は「どんな人でありたいか」を重視するbeing型。自分が適度に強い、自身への信頼が必要な重要 ■転職を阻害しているのは大半が見栄と恐怖
読了日:05月05日 著者:北野 唯我


財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済 (講談社+α新書)財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済 (講談社+α新書)感想
★4.0:ちょいと難しかったですが、視野が広げられナイスな本でした。「マスメディアで取り上げられる日本経済は嘘です、実態はこうだから!」という内容だけど、この本の主張の方が正しいか見極める力が私にはまだ足りない。 けれど、国の借金を絶対額だけで語るべきでないことや、そもそも「借金」として国と個人を同じ主体のように論ずるべきでないことなど、とても合点がいった。もう少し段階を踏んで学びたいと思えた。
読了日:05月15日 著者:上念 司


福岡市が地方最強の都市になった理由福岡市が地方最強の都市になった理由感想
★3.5:ちまたでスゴイと言われる福岡。その訳を説いた地方創生・街づくりの伝道師 木下氏の本。セオリーに乗らなかった都市施策、民間から表れた多くの革命児、それらが産業が育ちにくかった都市を、唯一無二に導いてきたとの事。なかなか興味ぶかい内容でした。ただ有能な実業家が多くいたから成功したとも見える、ブルドーザー的な力技で進められる個の力が大切だなというのが一番感じたポイント。
読了日:05月17日 著者:木下 斉


地方発信に「ちょっぴり」だいじなこと。地方発信に「ちょっぴり」だいじなこと。感想
★3.0:「地方は活性化するか否か」が面白かったので、読んでみました。 著者が地方の情報を発信するに至った経緯や考えてきた事をまとめたもの。その人の生きざまというかこういった経歴もあり得るんだなと知れてとても新鮮でした。ただ正直書籍の体は為しておらず、ブログ的な内容です。
読了日:05月19日 著者:こばやし たけし


マンガでわかる! 情報整理術〈超入門〉 impress QuickBooksマンガでわかる! 情報整理術〈超入門〉 impress QuickBooks感想
★3.5:本書のいう通り、データのアーカイブ先で迷うことはこれまで多々ありました。そして探すときアーカイブ先が違って見つからないことがありました。分類しない、タグがあればタグで管理する、それくらいでいいかもしれない。うむ、やってみよう。
読了日:05月19日 著者:岡野 純


出口汪の「最強!」の記憶術出口汪の「最強!」の記憶術感想
★3.0:記憶術の入門書をやさしくやさしく書いた本。この反復だったり復習が大切と分かっていても、それが出来ないから困っているのよね。
読了日:05月20日 著者:出口 汪

 


刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版【文春e-Books】刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版【文春e-Books】感想
★3.5:サクッと読めるとともに刑務所暮らしが知れる。ホリエモンの交友の広さに感心した、収監先に面会に来てくれるようなかなり深い仲の知人がたくさんいるってスゴイな。あまり本書では掘り下げないけど、刑務所には「罪の意識をいかに感じさせるのか、どう悔い改めさせるのか」という仕掛けが、いたる所に仕掛けられているんだろうなと垣間見れた。
読了日:05月20日 著者:原作 堀江貴文,漫画 西アズナブル


老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)感想
★3.5:過去に投資用不動産の購入を考えたことがありますが、調べるほど先行きが怪しいことを感じ断念しました。今は住宅を所有しようと調べていますが、マンションであれ戸建てであれ、資産性の担保は困難だとつくづく感じています。本書では、あるべき都市の姿を経済原理が無視し続けてきた歴史についても書かれています。 街をつくる仕事をする1人として、子供に少しでも良い形で世界を引き渡すためにも、都市の現実を考えさせられる一冊でした。
読了日:05月26日 著者:野澤 千絵


氷菓 (角川文庫)氷菓 (角川文庫)感想
★4.0:学園ミステリー。ミステリーと言っても、出てくる謎は、突飛過ぎず現実でもありえそうなラインで、ファンタジーになり過ぎず、作品全体の謎もちょうどいいスケールで一気に読めました。まる! ただ、主人公が巻き込まれ型ヤレヤレ系で鼻についたのと、「氷菓」の意味がいまいち納得いかんです。登場人物がとてアニメ的だけど(実際アニメ化されたけど)、ラノベの定義ってアニメ的なキャラや設定であること?それとも挿絵の有無?
読了日:05月29日 著者:米澤 穂信