あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

今年は気合いを入れて読書をしている話

今年は本を読むようにしています。7月までで70冊くらい読みました!

色んな読書ツールを組み合わせているんだけど、長所短所が見えて、やっとこ住み分けが固まってきたところです。

ツールその1 オーディオブック

移動中や、家事中など、考えずに作業している時のながら聞きに最適。

【読むのに向いている本】
 ・小説
 ・著名人の半生的なやつ
 ・小難しくて本だと読み進まないけど、何とか読み終えたいもの
【ツールと金額】
 ・オーディオブックってサイトで、月2500円で月2冊選べる+買うと割引

 

ツールその2 電子書籍の読み放題(kindle unlimited)

読み放題もなかなかいいですね、2冊くらい読めば元が取れるし。
漫画や雑誌もあって、今一番気に入っているサービスです。

【読むのに向いている本】
 ・ビジネス書
 ・軽く中身を流し読みしたい本
【ツールと金額】
 ・kindle unlimitedという月980円のサービス


ツールその3 図書館 or 電子書籍での個別購入

読み放題は、人気がある本や最新作がないので、どうしても読みたい本は、図書館で借りるか、電子書籍で個別購入しています。

【読むのに向いている本】
 ・読みたいけど、オーディオブックにも読み放題にもないやつ
【ツールと金額】
 ・個別購入だとその本次第。図書館はただだけど、待つ可能性がある。

ツールその4 現物の個別購入

電子書籍にもなってないし、図書館でも扱っていないって物で、どうしても読みたいのは現物を買っています。図書館にない時点で本屋にもなかったりするから、メルカリで探すことも。

【読むのに向いている本】
 ・どうしても読みたい本
【ツールと金額】
 ・メルカリだと安い

読み方

いっぱい読みたいけど物としては持ちたくないので、
 オーディオブック > 電子書籍 > 図書館 > 現物買い
の順で探しています。

また読書たくさんするにあたっては、やみくもにやっても効率が悪いかなと思い、
読書ハウツー本で、小技も仕入れながら読んでいます

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

 

フローリーディングという手法はなかな良かったので活用しています。

「BGMのような音楽は意識して聞かない」って事を読書にも応用し、
情報を常にアタマに流しておいて、引っ掛かったところだけ拾うという考え方。
本によっては太字だけ読むような、パラ見に近い読み方もしています。

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

 

この年になって、読書にハマるとは思いませんでした。
年間120冊目標で頑張ります!

富士山/電気グルーヴ【山梨のご当地ソング】

これを書いている週末に、日本最大級の音楽イベント「フジロックフェスティバル18」が、新潟県の湯沢町で開催されました。
台風、大丈夫だったんでしょうか?

私、フジロックは参加したことがないのですが、フェス当日の越後湯沢駅なら行ったことあります。
駅前のバスを待つ行列は、これから始まるフェスティバルへの期待感で、すごい熱気だったことを覚えています。あれで、少しフジロック行ったことある気になってますからね。

さて、このフジロック。
20年に渡って湯沢での開催となっていますが、初回は山梨の富士山周辺のスキー場で開催されたため「フジ」の名を冠しているとの事。初心を忘れずに名に刻んでいる事も粋ですが、日本のロックフェスの先駆けとして、日本一の富士の名を持つことはなんかしっくりきますね。


前置きが長くなりましたが、そんな20年前の初回フジロックに想いを馳せて、今回は富士山にまつわるご当地ソングを紹介します。富士山が出てくるご当地ソングは、それはそれはたくさんあります。日本の心だからね。ただ地名・山の名前を超えて一般名詞になっちゃっているから、「これぞ富士山!」って歌は思ったより少ない印象。

今さら説明のいらない存在だし、ひとそれぞれの富士山イメージがあるから、
この歌みたいに、ただただその偉大さを連呼する位シンプルな方が富士山を表している様に感じてチョイスしました。

素材がめっちゃいいから、余計な味付けはいらない
的な。

ちなみに、富士山というと「山梨 VS 静岡」の騒動を引き起こしかねないのですが、今回はフジロックインスパイアなので、山梨扱いでご了承を。

富士山

富士山

  • 電気グルーヴ
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

信濃の国/県歌【長野のご当地ソング】

長野県の県歌「信濃の国」。

聞くところ、大半の長野県民は歌えるそうですよ!

これ、絶対ケンミンショーで特集されてますよね!?
善光寺や松本駅前で街頭インタビューして「信濃の国、歌ってください」って歌わせて、驚いたふりしていじる、一連の件を絶対やってますよね!

 

基本的に非公式ソングばかりのご当地ソング業界においては、
公式と言える曲は県歌、市歌、校歌
加えて、民謡が後追いで公式に認められているくらいなもんです。

さらにその大半は、地域の人に知られてすらいないもの。
公は認めても市民は認めていない、寂しい歪みが生まれてしまっています。

 

その一方、信濃の国を検索すると、
イベントでかかっていたり、よさこいとして踊られていたり、
広く根付き、愛されている事がうかがいしれます。

地域のみんなが認めた、みんなの歌。
ここまで揃え持ったご当地ソングって、なかなか無いんですよね。

覚えたら、長野県人会カラオケとか、参加させてもらえるでしょうか。
ワクワク!

Shinano No Kuni (Vocal Version) - Nagano Prefectural Song

Shinano No Kuni (Vocal Version) - Nagano Prefectural Song

  • ビクター少年少女合唱団, 東京混声合唱団 & 立川清登
  • 歌謡曲
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ちゃっきり節/新民謡【静岡のご当地ソング】

民謡、それは歌い継がれ伝承してきた土着の歌。
それはもう、ザ・ご当地ソングのことです。

さて、では新民謡はご存知でしょうか。
新? アタラシイ?
そうです、普通の民謡とは少し違っています。

新民謡は、大正から昭和にかけて “作られた” 民謡調の曲のことをさします。
曲のテンションは似ていたとしても、出どころが異なっているんです。

 

今回紹介する、静岡の新民謡「ちゃっきり節」は
テーマパークのCMソングとして、鉄道会社が作成したものだそうです。

「ちゃっきり」とは「茶切」。
すなわち茶摘み、静岡らしい歌に感じますね。

僕はこの曲を、静岡のよさこい祭りに参加した時に知りました。
よさこい東海道とか、がんこまつりに、かつてはよく踊ったもんです。祭りのとき、静岡のよさこいチームは、曲の中に「ちゃっきり節」を入れていたので、「静岡の民謡」だと思っていました。

 

民謡と新民謡。
定義としてみると、確かにこの違いは大きくて別物だと理解できます。
けど、その境界はどんどんあいまいになっていく気がします。

静岡の部外者の僕にとって「ちゃっきり節」は普通の民謡となんら変わらなかったように、地域に定着し、地域の人たちに歌い継がれていくのであれば、時を経ていつか民謡との垣根がなくなってしまう時が来るのではないでしょうか。地域に親しまれる伝承歌であれば、それはもう民謡ですからね。

ちゃっきり節 (静岡県)

ちゃっきり節 (静岡県)

  • 大川栄策
  • 日本
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

里山十帖に泊まってきた話

夏は奮発して、宿を楽しむ旅をしようと思い、
新潟の「里山十帖」に行ってきました。

地方暮らしなどを紹介する雑誌「自遊人」が運営し、自遊人が伝えたいライフスタイルや価値観を体験して発信してほしいという趣旨の旅館です。

いやほんと、メチャクチャ良かったので、
「旅館自体が1つのメディア」と言われる心意気に沿って、体験を書いていきたいと思います。


お宿と人のストーリー

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建物はリノベ物件との事。木造で過剰なほどの木組みが為されている建物なんですが、これは豪雪に耐えるためのこの地域ならでは工夫だそうです。
また、スタッフが紹介されている雑誌が部屋に置いてあり「私はこんな事がしたくて新潟に来ました」「普段は温泉巡りしてます」みたいな、顔が見える内容がたくさん書いてあります。

建物や働く人、さらには置いてある備品や家具まで、それぞれのストーリーに触れる機会が多いので、施設にもスタッフの方にも、自然と感情移入することができます。全てを近くに感じる事が出来、これがとても新鮮な体験でした。

環境

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里山の風景や、豊かな環境をダイレクトに感じられる施設です。
部屋からは山々を見渡し、露店風呂では星を見上げながら入る事ができます。

食事も「オーガニック&デトックス」をうたい野菜中心で優しく自然なもの。
「丁寧な暮らしだね」「これなら体がビックリしないね」と分かったようなコメントばかりしていましたが、素直においしく、楽しい食事でした。

家に帰った日、遅くなりあり合わせでインスタントラーメンを食べてしまったので、デトックスしたそばから体には申し訳ない事をしました…。
ごめんよ、からだ。

酒、すごい飲んだ

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至る所にサービスドリンクが置いてあります。
ラウンジごとに置いてあるものが違うのではしご酒をする。

山崎と白州をはじめて並べて飲んだんだけど、味の違いが全く識別できませんでした…結構ショック。僕が「このウイスキーおいしいね」とか言ってても、実際は何一つ分かっていないんで信用しないでください。。。

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そして今回の踊るヒット賞だったのが、棚田の前に設けられた「ゲコゲコBar」という野外ラウンジ。ゲコゲコはカエルの事ね。空には満点の星が瞬き、地上には蛍がチラチラと飛ぶ中で、ここでも地元の日本酒を楽しみました。
いやほんと、とにかく幻想的で、ただただ空を見上げていました。

同じタイミングでいた家族連れが「あれがデネブ、アルタイル、ベーガ」と言って夏の大三角を探していたので、「だけどどこだろう彦星様」と話しかけようかと思いましたが、夜の田んぼに不審者が現れた事案になってしまうので、何とか気持ちを押し殺し事なきを得ました。

 

ゆっくり過ごして、とても癒される旅でした。
リピーターが多いような話でしたが、
いつか、趣の違う冬を選んで行ってみたいですね。

 

おまけ:10年ぶりくらいに、へび見かけた。

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