2010年代末に、日本のミュージックシーンにキラ星のごとく現れたアーティスト、ヨルシカ。彼・彼女らの曲から、東京の西武新宿線の小平から西東京近辺が出てくる一曲をご紹介します。
歌のこと
- タイトル :八月、某、月明かり
- アーティスト:ヨルシカ
- リリース :2019年4月10日
- 収録アルバム:だから僕は音楽を辞めた
- 出てくる場所:東伏見の高架橋、小平、富士見通り
君の人生は月明かりだ
この曲が収録されている「僕は音楽を辞めた」は、アルバムを通じて1つの物語となっています。この「僕は音楽を辞めた」の収録曲の内、2つの曲で西武新宿線沿線の風景が出てきます。
その内の一曲が今回の曲「八月、某、月明かり」
ヨルシカの曲は人の内面を深く描いたものが多いです。このアルバムは、連作ということもあり取り分けその印象が強い。そんな内に内に向き合う曲たちの中で、急にリアルな街の風景が出てくるもんだから、初聴の時はビックリしましたよね。
しかも多摩エリアだし。
「小平!?こっ……小平!!?」って思いますよね。
作詞作曲を手掛けるn-buna氏は、インタビューの中でもこのことに触れており、実際に親しんだ風景であることが語られています。
n-buna 歌詞に関しては自分の現実の体験でもあります。それこそ「八月、某、月明かり」の、東伏見の高架橋の下を自転車で漕いで行くシーンだったり、「詩書きとコーヒー」に出てくる家賃5万6千円みたいな小さな部屋での暮らしだったり。
いやぁ、これでますます好きになったよね。
新曲出る度にこれも西東京近辺が舞台なんじゃないかと、歌詞とインタビューを細かくチェックしています。
ですが、このアルバム以降は歌ってくれてない。
いやん、もっと歌っておくれよ。