先日、高円寺に関する記事の中にこんな一節がありました。
地域の祭りとして阿波踊りが広まり始めた頃に「フォーク・ロック文化」がやってきた。フォーク・ロック文化は阿波踊りと直接関係はなく、まったく別の流れとして高円寺で花開く。フォークは全国的にもブームとなっていたが、吉田拓郎氏や南こうせつ氏が高円寺近辺に移り住み、特に吉田氏が作った楽曲「高円寺」によって、高円寺は音楽を志す者にとって有名な街になった。
まちづくり情報の記事はよく読むのですが、
時々ご当地ソングの話題がさらっと流れてくるので嬉しくなりますね。街によっては、ご当地ソングの登場がターニングポイントになっていたりするわけです。
紹介されている吉田拓郎の「高円寺」。歌としては、大して高円寺感はありません。高円寺スメルはわずかです。
それでも、街に住んでいるアーティストが、そのままそこを歌う。これほど愛に溢れ、インパクトのあるものは無かっただろうなと、フォークブームに思いを馳せます。フォークブームがどんなかはよく分からないけど。
私も以前、20代の中頃ですね、高円寺に住んでいました。
たしかに夢追い人の街らしい、がむしゃらな時期を過ごすにはもってこいの街だったなと振り返ります。きっとこの曲が出てきた当時は、高円寺駅前でこの曲を歌う、ロン毛のストリートミュージシャンで溢れかえっていたんだろうな。いや、フォークブームがどんなかはよく分からないけど。
また四文屋とか、大将で飲みたい。