あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【マンガ感想】姫と呼ばないで

【オタサーの姫】
男性の割合が多い文化系サークル(オタクが集まるようなサークル)に存在する数少ない女性メンバー。サークル内では希少な存在であるため、圧倒的美女でなくともオタ男性メンバーに姫扱いされることから「姫」の名を冠している。

ネットスラングです。

そのネット受けのいい設定を活かして漫画化したのがこれ。
「姫と呼ばないで」全二巻で読みやすい!

姫の知られざる生体や、
相容れなかったはずのリア充との交流を描いたりするのかと思ったら、
本格的にリア充が姫を小馬鹿にしている話だったので、
なかなか胸が締め付けられました。

 

高校までは、
異文化のコミュニティがクラス内に同居しているから、
意外に牽制しあってて、スクールカーストのバランスは保たれていました。 

けど大学になると、同質のコミュニティで完結していけるから、
自分の世界を自由にこじらせて、
スクールカースト以上に、各コミュニティが相容れなくなっちゃう。

 

大学を舞台にした作品は少ないって話を最近聞いたけど、
そんなコミュニティの細分化が進みすぎて、みんなの共通体験がないから、作品が成り立ちにくいんだろうな。

よさこいサークルのドラマとか、間違いなく視聴率取れないし。