あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【マンガ感想】吉祥寺だけが住みたい街ですか?

毎年発表される「住みたい町ランキング」。

都会部分に限られているランキング、言ってみれば非常にローカルな話題にもかかわらず大きくニュースになったりするのは、ある種このランキングが時流を計る物差しと解釈されているからでしょうか。

このランキングずっと吉祥寺が1位だったのですが、2016だけ恵比寿、2017は再度吉祥寺が1位になっている背景がございます。

この前提の上に成り立っているマンガ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」 

吉祥寺にある老舗不動産屋を舞台にした1話完結型。
各話とも基本的にほぼ同じ構成です。

  1. 不動産屋に、吉祥寺で家を探している人がやってくる
  2. いろいろ聞いて「吉祥寺よりもいいとこあるよ」と別の街へ移動
  3. 街を紹介
  4. お客さんが引っ越そうと思った経緯(悩み)を語る
  5. その町に引っ越しを決めて、新しい人生の一歩を踏み出す

お客さんも若めの単身女性ばっかりだったり、悩みも似ていたりで、後半は若干飽きてきちゃいましたが、各話ともに生活者目線で街を紹介してくれる所が楽しいです!

 

そんな中、私が住んでいる錦糸町をテーマにした話がありました。

この錦糸町、若い女性や小さい子供のいる家族には、お世辞にも住むのをお勧め出来る様な街ではありません…

平日夜は、巨大な歓楽街から現れたチャラ男風のキャッチや、「マッサージあるよ」を連呼する中国人のおばさんであふれる一方、休日昼には、場外馬券場に向かう競馬新聞とワンカップを握ったおじさんが大量にやってきます。
つまり…治安が良い街ではないんですよね。。。

最近では、そんな昼と夜で発生するモンスターが違う事に気付いたポケモントレーナー達も参戦。駅前広場にはポッポとコラッタを捕獲すべく、スマホを眺めたまま立ちつくしている人が本当に多いです。

 

こんな実態なのですが、マンガの中で錦糸町に訪れた女性は
「おじさんが多くてホッコリする~」といった切り口で紹介。

えー!!しないでしょ、おじさんでほっこりは!
いやいや、文句風なことばっかり書いちゃったけど、魅力はたくさんあるのよ!

  • 商業施設が多い
  • 都心部へのアクセスめちゃいい、いろいろ通ってる
  • 北側には錦糸公園、南側も清澄・森下あたりまで行けば大きい公園が多い
  • 周り墨田川、両国、スカイツリーといった江戸の観光地が多いから、チャリがあれば行けるところたくさん。
  • おいしい老舗&こじんまりとしたおしゃれなお店が多い

人付き合いとかイベント参加とかすると、もう少し別の魅力も見えてくるんだろうな。東京の駅のイメージがつくなら、街紹介を見る感じで結構面白いと思います。

吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤンマガKCスペシャル)

吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

四国西側縦断旅行

GWをずらして、3泊4日で四国に旅行に行ってきました。
愛媛に行ったことのない僕と、高知に行ったことのない奥さんの折衷プロジェクト。

 

広島の尾道から、瀬戸内海の島を結ぶしまなみ海道を自転車で縦走し愛媛入り。
愛媛からはレンタカーで、高知まで回ってきました。

 

陸海空とあらゆる交通手段を駆使して大いに疲れたけど、たくさん面白いところを回れました。特に2日間かけてしまなみ海道を渡ったのは、疲労的にも楽しさ的にも、僕の自転車人生の恐らくピークだった事と思います!

この2日間のために自転車の乗り方を学んできた様に感じたので、残りの自転車人生は下り坂となりそうです。 

 

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自転車を載せて海も渡る。

 

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島を結ぶ橋を渡るたびに、とんでもない高低差で死にかける。

 

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お遍路参りした友達にお勧めされた四国カルスト、絶景。

 

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5年ぶりのひろめ市場。さすがにひろめカレーを食べる訳にはいかない。

 

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分かりやすい県境を2つ見かける。

 

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今年の後半はたくさん旅行に行くぞよ!!

何回も繰り返し僕ら乾杯をしたんだ

先日、お友達のめんまちゃんの結婚式2次会に行ってきました。
イン仙台。

美しいめんまちゃんの晴れ姿を見れたり、久々の友達に会えたり、とても楽しい会でしたが、特に印象的だったのは両方の友達。

いろんなコミュニティから集まった幅広い年齢の人たちが、みんな各々に凝った余興を準備していて、全力で2人をお祝いしたいという思いが溢れていました。素敵な友達ばかり。
2人の暖かい人となりゆえなんだろうね、幸せな時間だったわけです!

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式のBGMは、旦那さんがファンだとかでミスチルが中心。懐メロも多くてよかったな~。退場には名曲「擬態」がかかりました。

久々に聞いたもんで、テンションが上がりました!

 

この擬態、1,2番だけだと何を言っているかよくわからなくて特にコメントはないんだけど、感想の後のCメロで、曲のテーマを急にがっつり説明するのがいいんだよね。

富を得た者はそうでない者より  満たされてるって思ってるの?
障害を持つ者はそうでない者より  不自由だって誰が決めんの?
目じゃないとこ  耳じゃないどこかを使って  見聞きをしなければ
見落としてしまう  何かに擬態したものばかり

ご存知の通り何十年にも渡ってJ-POPのトップランナーというだけあり、こってりしたラブソングから、社会風刺の効いた曲までレンジも広いですが、この最後のサビの前にがっつり言いたいことを言う感じ、「難しい言い方しちゃったけど、こういうことなんだ。それを踏まえてもう一回サビ聞いて!」ってなミスチルの魅せ方の持ち味。
すごい、いいですよね!

 

「掌」も同じような構成だけど、「下ネタソングかと思ったらメッセージソングです。けど、恥ずかしいから下ネタに戻しちゃお」みたいのもいい。

ひとつにならなくていいよ  認め合うことができればさ
もちろん投げやりじゃなくて  認め合うことができるから
ひとつにならなくていいよ  価値観も  理念も  宗教もさ
ひとつにならなくていいよ  認め合うことができるから
それで素晴らしい

 

 

パーティの中でたくさんのラブソングとラブムードで溢れていましたが、おそらくかかっていなかった僕の一番好きなミスチルの曲をめんまちゃんに送り、今回は結び。

おめでとう!乾杯!

www.youtube.com

 

江戸川コナン…探偵さ!

このGW、奥さんがずっと名探偵コナンを見ていました。
撮りだめた映画だったり、漫画だったり。

聞くところによると結構話が進み、真相に近づいているらしい。
まじか…一生終わらないと思ってた。

 

僕は映画版はほとんど見たことなくて、知っている事といえば「時計仕掛けの摩天楼」って響きと、必ず「らーーーーーーん!!!!」ってシーンがある事くらい。

聞くところによる映画だと、アガサ博士のヒミツ道具が大活躍。その数も相当数に及んでいるようでした。

定番の、

  • キック力増強シューズ
  • ターボエンジン付スケートボード
  • 蝶ネクタイ型変声機
  • 犯人追跡メガネ
  • 犯人追跡用ボタン型発信機
  • 時計型麻酔銃

から、うっすら見たことがあるような

  • イヤリング型携帯電話
  • 探偵団バッジ
  • ボタン型スピーカー
  • 腕時計型ライト
  • 盗聴機能付カフスボタン
  • ボイスレコチェンジャー

さらには、そんなのあるんかいという、

  • 小型酸素ボンベ
  • 風邪と同じ症状をだす薬

に加え、幻のアイテム

  • 弁当型携帯ファックス

まで多種多様。

 

漫画連載開始から20年がたってしまったため、時間の流れから切り離された米花町と、現実社会での科学の進歩のギャップにより、作中のアイテムが携帯電話の進歩に追い越され、「大体スマホで代用できる」事案が発生してしまいました。

幻のアイテム  弁当型ファックスは、当時は「何でファックスと弁当を一緒にしてるんだよ!」という突っ込みだったはずなのに、今や「今更ファックスなんか使わねえよ!」という突っ込みの質の変化まで発生してしまいました。

 

原作ではそんなに見た記憶のないアイテム

  • どこでもボール射出ベルト
  • 伸縮サスペンダー

あたりが、無限に膨らむクッション製造機と無限に伸びる固定具として、現代でも通じる万能アイテムとなっているようでした。 

やばいですねアガサ博士。やばい。

 

 

ヒュドラとヤマタノオロチ

新婚旅行の移動中は飛行機の中で映画を見まくったのですが、一度見ていた「君の名は」や「シン・ゴジラ」も見られたので、名シーンを何度も巻き戻しながら鑑賞し、繰り替えし感動しました。
前前前世は10回くらい聞きましたよ。たきくーん!

国際線だからか、英語字幕も勝手に表示されちゃうので合わせて見てたんだけど、シン・ゴジラで目にとまった事が。

 

作中後半で、ゴジラを倒す作戦は「ヤシオリ作戦」と名付けられています。薬品を投与して凍結させようという作戦。

この「ヤシオリ」というのはどうやら、日本書紀の中でスサノオノミコトヤマタノオロチを退治するために、八塩折(ヤシオリ)の酒を飲ませて眠らせる神話になぞらえています。

薬品を投与する作業車も、神話の中で眠らせたオロチを殺す剣「天羽々斬」から引用して「アメノハバキリ」というコードネームで呼ばれています。

 

この「アメノハバキリ」、英語字幕だと「Hydra Slayer」と表記されているのね。

ヒュドラ殺しっ!

アメノハバキリも洒落た引用だけど、意味を押さえた更に洒落た英訳ですね!

 

 

…と見たときは思ったんだけど、ヒュドラってヤマタノオロチなの?

ギリシャ神話の怪物Hydra(ヒドラヒュドラ、ハイドラ)は首を複数持つ蛇の怪物として、ヤマタノオロチとほぼ同じ形状の化け物のため、ファンタジー作品で関連付けられるようだけど、直接的な関係はないみたい。

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ヒュドラwikipediaから)   ヤマタノオロチ(よくわからんサイトから)

 

別もんだけど、ちょうど同じようなデザインだからイコールにしちゃえみたいな。

似たような感じで、竜=ドラゴンになっているけど、日本の竜(シェンロンとか日本昔話のOPで坊やがのっているみたいな奴)と、海外のドラゴン(リザードンみたいなデザインの奴)も、出所違うだろうからイコールかというと微妙だよね。

 

江戸時代位に英語を学んだ人が
「ドラゴン? 空飛ぶ爬虫類の事だから日本でいうと竜だな!」
って決めたのかな。

シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

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