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府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【マンガ感想】魔人探偵脳噛ネウロ

人気が無ければ打ち切り、人気があればりゃ引き伸ばしの、「週間少年ジャンプ」において、きっちりまとめあげたのがこの作品「魔人探偵脳噛ネウロ」です。

魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

作者の松井先生が、
連載する以上の責任として、ちゃんと話を畳む事を意識して連載開始しており、1巻で終わった時、3巻で終わった時、10巻で…
とあらゆる状況を想定していたとか。

しかし蓋を開けてみれば、ちゃんと無事物語を書ききり、盛り上がって終わっています。

絵は決してうまくは無く、かなーり癖がありますが、作中の異常な空気感の演出を助けています。

ストーリーは
謎を食べて生きる魔人ネウロが、女子高生弥子を探偵にしたてあげ、犯罪者と対峙し、集まる謎を食べまくるという話。

主人公が成長しながら、より強い敵と戦うのが少年漫画の王道ですが、ネウロは魔人ゆえ、最初は敵なしなのですが、進むにつれどんどん弱体化します。

代わりに人間の弥子が成長し、それを支えていく!

敵はイカれたサイコパスたち。
特に、ラスボスのシックスの登場回の話は、衝撃過ぎてジャンプで見た時5回位読み返しました。

また作中最大のライバル怪物強盗Xi(サイ)のくだりもいいですね。
その名は「未知を表す「X」と不可視を表す「I」。つなげて読むとXI」 
と言っているんですが、3重くらいに意味があったり

「あなたのそばの…アイでいい」って所なんかも最高です(なんのこっちゃ)

 

読む人を選びますが、他の少年漫画には無い唯一無二の作品であるには間違いない。
是非!

魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)