GOING UNDER GROUNDに出会ったのは、高校時代かな。
2000年台頭デビューだから、そうだね合ってるね。そのくらいだ。
その後、しばらく遠ざかっていて、ふと思い返して聞き出して、
また忘れたように離れていたけど、忘れたころに少しして聞き出したりして。
僕にとって、長いスパンで寄せては返す、穏やかな波のようなバンドです。
フェスでも何回か聞いているけど、2013年のライジングサンロックフェスでの深夜ステージは、個人的には伝説的に楽しかったです。最高の思い出です。
そんなGOING UNDER GROUNDの「伊豆あたりに」は、インディーズ時代の曲。
かなりのヴィンテージものだけど、彼ららしいおセンチさがぎゅっと詰まった傑作です。
そんな歌詞から読み取れる世界観。
都内で同棲するカップル、長く付き合っている中、いつの頃からかお互いの気持ちが離れていってしまい…お互いもちろん気付いている。それでも気付かない様に、ほつれを繕うように、暮らしは続いていく。
男は、終電で間際の東海道線に乗り込み、何となく伊豆方面へ向かう。
やり場のない思いから、ずっと一緒にいるのもつらくなって。
昔映画で見た朝日で照らされた海が見たくって。。。
人もまばらな夜の列車で、目的もなく、伊豆あたりへ向かう。
絶妙な空気感。
今も昔も、センチメンタルさにかけて追随を許しません!
残念ながらiTunesのリンクがなかったので、収録アルバムをご紹介。
- アーティスト: GOING UNDER GROUND
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2003/05/07
- メディア: CD
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