お前らは先に行け!

30代関東リーマンの、日々の暮らしや体験記。

大人になっても友達になろう

ともだち100人できるかな。
8年前に、2巻までよんでいたんだけど、長い時を経てとうとう全巻読みました。

このブログファンで、感想の続きを待っていた方。
大変長らくお待たせいたしました。

友達100人できるかな 5(完) (FUNUKE LABEL)

友達100人できるかな 5(完) (FUNUKE LABEL)

 

頭脳は大人のまま、小学生に戻って100人の友達をつくる話。
ともだちになる相手は、クラスの友達はもちろん、将来の奥さん、いとこのお姉ちゃん、義理のお兄さん、駄菓子屋のおばあさん、捨てられていた犬など、いろんな切り口の関係があり、ほっこりするエピソードが盛りだくさんです。


その中で「大人になっても、また友達になろう」という件があって「ええフレーズやで…」とジーンとしながら読んでました。
けどこれ。フィクションじゃなくて、誰もがかなえられる願いなんですよね。幼いころ仲良かったけど友達、その多くは今や疎遠になっているんだけど、どこかで繋がって仲良くなるかもしれない。
いつかは分からないけど、そういった巡り合せが大いにありえます。

 

クリープハイプの曲で、春の別れをうたった「栞」というナイスな曲があります。
歌の中では、別れることを「2人の物語に栞を挟み込む」と表現していて、そこがとってもニクい。

出会った以上、人間関係はずっと続いていて、離れ離れになったとしても、いつかまた本を開くときがきっとくる。
とても詩的で、希望にあふれた捉え方ですよね。

 

「ともだち100人できるかな」を読んで、これまでの人生に、これからの人生のきっかけがたくさん眠っているのかもなと思った次第。
そう、誰もが“心の本棚”に、素敵な読みかけの本があるかもしれないのです。

とよ田みのる作品は、ポップで絵本的な絵柄だから軽めな作風に見えるけど、ディープな人間賛歌が描かれているので、読み終えた後、とても心地よく、なんだか力強くなった気がしますね。

いろいろあるので、お試しください。

FLIP-FLAP (FUNUKE LABEL)

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