串カツ田中という居酒屋チェーンがあります。結構至る所に。
先日、渋谷の串カツ田中に行った際に、名物メニューであるチンチロリンハイボールを何度か注文しました。
チンチロリンハイボールとは
通常のハイボールはジョッキ350円なのですが、チンチロハイボールの場合は、サイコロを2つふり出た目によってハイボールのボリュームと金額が決まります。
地下では缶ビール1つが5,000ペリカ(500円)のため、それに比べると既に十分安いのですが、それをさらに安く飲むチャンスがあり、正に命を懸ける値するギャンブル性の高い注文方法になっています。
- ゾロ目の場合 通常のジョッキで、酒代は無料
- ゾロ目以外の偶数 通常のジョッキで、酒代は半額の 175円
- 奇数 ジョッキWサイズで、酒代は倍額の 700円
飲めるハイボールの期待量と期待金額
ジョッキを計算しやすいように、432mlとしますと。
- ゾロ目 【確率】 6/36 【量】432 ml 【価格】 0円
- 偶 数 【確率】12/36 【量】432 ml 【価格】175円
- 奇 数 【確率】18/36 【量】864 ml 【価格】700円
なので
- 期待量 432 × 6/36+432 × 12/36+864 × 18/36= 648 ml
- 期待金額 0 × 6/36+175 × 12/36+700 × 18/36 = 408.3 円
無料になる可能性もあり、Wジョッキになったとしても通常単価のままなので、期待単価としては
- 通常注文: 0.83 円/ml
- チンチロハイ: 0.63 円/ml
となり2割以上お得となります。
Wサイズが来ても飲めるようだったら、やった方がお得な訳ですね。
そしてこの串カツ田中、フードメニューを見てみると手羽唐があるため、店内で骨を入手する事ができます。
この骨をトイレで加工し、4,5,6しか出ないシゴロ賽…いやっ…!
全てが1の目のサイコロを作れば、確実にピンゾロを出すことができるっ…!
1ペリカも払わずに、確実にハイボールにありつける寸法っ…僥倖っ…!
渋谷の串カツ田中は便利な場所にあり、来週にも行く可能性があるので次回が勝負の時ですね。