僕は映画見たり本を読んだりした後、他の人の感想を調べます。
AMAZONとか、見知らぬ人のブログで。
「こう感じたんだ、こういう見方もあったのか」って。
そんな感じなので、最近るろ剣の映画を見た後、色んな感想を見ていた訳ですが、
どこもかしこも、OVAの「追憶編」を語っている。
「映画の続編があるなら「追憶編」をやってほしい!」
「追憶編は汚さないで欲しい」
「巴役は堀北がいい」
誰もが語っている「追憶編」。
いったいどれだけすごいのか…。
なので見てみました。
原作にもある剣心の過去編です。
何故、人斬りだったのか。
何故、不殺の誓を立てたのか。
何故、消えない十字傷があるのか。
といった、るろうに剣心の初期からの謎が、全部見事に説明されます。
しかも約2時間の映画一本分でまとまっている。
原作のジャンプらしさを排して(キワモノの敵キャラ、必殺技とか)
ゆっくりと丁寧な描写の中で、
- 幕末の動乱
- 新時代を臨む理想と人斬りという現実の葛藤
- 結ばれない恋
を描いていきます。
知っていたストーリーだけど、見事な内容。歴史物でもありながら、日本の伝統的な暮らしや四季も描いているので、むしろ実写で見てみたい。
もうちょっと頑張れ、佐藤健!
そして、巴役は堀北がいい。