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府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2022年6月】ベストブックは「六人の嘘つきな大学生」

先々月の読書記録。

6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1541

2022年5月のベストブックは「六人の嘘つきな大学生」でした!

代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!
★4.0:ジャーナリストである著者の情報収集ハック。深めたい専門性は、信頼できる専門家のツイッターを複数フォローすることで、多面的に最新の情報を得られるというのは興味深かった。またスマホがあると集中できず勉強がはかどらないというのは、現代人の深い悩みだけど、集中できなくてOKと開き直り、細切れの時間で細かく情報を得るというのはステキなマインドチェンジだと思った。

 

超加速経済アフリカ  LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図
★4.0:アフリカの現状についてファクトを交えて紹介する本書。砂漠、熱帯、動物…といったイメージは過去、今は経済的進展が加速しているとのこと。印象的だったのは2つ。①資源が多く人口も増え伸び代しかない国が多い中、紛争など政治的不安を抱えているゆえ成長にブレーキがかかっている。政治的に安定しているというのは、それだけ大事なんだな。②中国が援助しまくっている。アフリカに恩を売っておけば、ゆくゆく資源を得られ、国際社会で存在感を示せるとのこと。なんとしたたかなことか。

地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門
★4.5:著者の経験に基づいた、地域で事業に取り組むことについての話し。補助金に頼らずに身銭を出して、自分でリスクを負って自分事で取り組むことご大切。だから本気になるし、ちゃんと考えることになる。取組む以上は失敗するリスクを極力減らしたいので、得意な人と組む、スモールスタートにしてリスクを減らす、うまく行ったら得たノウハウで後々スケールしていく、などなど、とても地に足の付いた姿が描かれます。公務員と大きな施設を作ることもある自分としては、耳の痛い話しばかりだった。

六人の嘘つきな大学生
★5.0:めちゃ面白かった!犯人捜しのミステリーかと思いきや、メッセージ性もありつつ。二転三転する展開にハラハラしますね。/面接なんかのわずかな時間じゃ人の事は分からない、就活の合否は縁でしかないなと。/失敗しても人生は続くし、与えられた場所でどう頑張るか次第。/人は良い面も悪い面もある、一面だけでは分からないし、悪い面もその人なりの正義がある/

13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
★4.0:物語形式で地政学について導入できる本。とても分かりやすく、ロシア、ウクライナ、中国など、今深く理解しておきたい国の話しが多いのも良い。社会科は歴史・地理・政治・経済を統合的に学んで初めて理解できることが多い。因果関係が示されると腹落ちしやすい。