息子は、電車好きになってしまいました。
赤を見て「丸ノ内線の色だね」と言ったりしてます。
知っている色は、すべて東京メトロの色で表現できるようです。
もちろん、電車のえほんも大好きです。
電車の描写に定評のあるえほん作家はたくさんいますが、最近ハマっているのは「溝口イタル」さんの本です。
某JR東日本とゆかりの深い出版社から多くの絵本を出しています。
絵はゆるめで、本文もそこまで多くないので、小さい子にも読み聞かせやすい。その一方で、各ページに本格的なプチ解説があるので大人としても「へ~」と思って興味深く読めます。攻守ともにバランスの取れた内容ですね。
ただ、乗り物特化型の絵本って、乗り物を見せるのが主なんですよね。
道徳的な要素とか、心温まるエピソードとか、想像力を掻き立てる感じは皆無。
無いものねだりですが、電車も楽しめつつ、心に触れる内容が出てくる本にも出会いたいなと、最近感じています。