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府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2020年12月】ベストブックは「まんがで身につく 孫子の兵法」

2020年の総括シリーズ第3段。最後は読書です!
まずは12月に呼んだ本について。 

12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1510

2020年12月のベストブックは「まんがで身につく 孫子の兵法」でした! 

RePUBLIC 公共空間のリノベーションRePUBLIC 公共空間のリノベーション感想
★4.0:この国では、莫大な公共施設が老朽化しているし、制約だらけで自由に使えない公共空間がたくさんあります。この本は、そんな公共施設と公共空間を、もっと使いたおすためのアイデアブック。目指す姿と法律と事例がセットなので、あとあとからも引用しやすい内容です。ビジュアルがたくさん載ってるけど、半分が事例で、もう半分はアイデアスケッチです。
読了日:12月08日 著者:馬場 正尊,Open A


目でみることば目でみることば感想
★4.0:語源がよく分からない日本語について、写真付きで解説してくれる本。すごい良いコンセプト、一度見たら忘れられない。「灯台下暗し」は港の灯台じゃないとか、「くわばらくわばら」「あこぎ」は地名だとか、大変ためになりました。
読了日:12月14日 著者:おかべ たかし


夫のトリセツ (講談社+α新書)夫のトリセツ (講談社+α新書)感想
★3.5:女性目線で夫を理解するための本。書いてあることは、エビデンスがあるのか経験則なのかが曖昧だけど、納得感はありました。男性は身体拡張性が高いから、機械とか道具とかへの順応が早くて、空間を大枠で把握するのが得意、という点はなるほど。あと、男の言語には裏表がないという話があり、例えば「おかずこれだけ?」は嫌味ではなく「このおかずでお米を食べきればいいんだね」を確認しているだけ、というのはちょっと面白かった。この本を読後に、妻と男女の認識の違いについて話せたのも楽しかった。
読了日:12月14日 著者:黒川 伊保子


なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方感想
★3.5:課題を単発の出来事ではなく構造的に理解する「システム思考」のススメ。この思考で課題解決をするためには、構造化するための視野の広さと、改善するためのレバレッジポイントの見極めが必要ですね。思想としてよく分かったけど、日常の課題解決に使える感じがせず身に付けるのも大変そうなので、参考知識にとどめておきたいと思いますm(_ _)m
読了日:12月17日 著者:枝廣 淳子,小田 理一郎


まんがで身につく 孫子の兵法まんがで身につく 孫子の兵法 感想
★4.0:気になっていたけど小難しそうだった「孫子の兵法」のマンガ解説版。ビジネス視点&ストーリー仕立てで話が進むので、分かりやすくとても良い。古典をかじりたい場合、マンガから入るのはとても良いですね。気になったポイントは、相手や環境をよく調べて分析すること/自前にこだわらず相手の力を上手いこと利用すること/極力戦わずに済ませること、などなど。万物に通じる考え方です、さすが古典。
読了日:12月23日 著者:長尾一洋(著)、久米礼華(まんが)


渋滞学 (新潮選書)渋滞学 (新潮選書)感想
★4.0:交通渋滞以外にも、ネット・粉粒体・電車エレベータなどなど様々な渋滞について、メカニズムを解き明かし予測する学術的な一冊。固そうだけど、分かりやすくとっつきやすかったです。流し読み気味だったので、時間を取って再読しますね。
読了日:12月26日 著者:西成 活裕


頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある感想
★4.0:辞書、地図、図鑑が手に取りやすい所にあることで知的好奇心を育むことのススメ。2歳の息子も、よく絵本と図鑑を見比べたりしているので、今後は辞書や地図も触れられるようにしてあげたい。家造りを考えているので、手に取りやすい本棚の位置が重要だなーとも思いました。
読了日:12月29日 著者:小川 大介

 2020年の読書の総括

2020年は全部で102冊読みました。100冊読めてよかった。
欲張らずに、今年も100冊くらいを目指したいと思います。

そんな中、呼んでよかったベスト3を。

 No.1:商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 
 No.2:人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
 No.3:三体

その他にも「新装版 子どもの絵の見方、育て方」「みんなの「わがまま」入門」」あたりも印象に残りました。

今年も張り切って参りましょう。