あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録:2019年9月】ベストブックは「「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!」

9月は時間あったはずなのに読んでいないな…。
10月から通勤時間が伸びた & 満員電車(泣)になったので、オーディオブックを再開しようと思います!

 

9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1391
ナイス数:87

9月のベストブックは「「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!」でした。

有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)感想
★4.0:前半は要領を得ずなかなかつらかったが、後半の展開は勢いがあり、どうしようもなかった赤玉先生がすべてをひっくり返すのはスッキリする展開。うむ、面白きことは良きことなり。最後の「家族は切り札になる」という言葉が良かった。「血を分けた者が敵となるとき、それは最大の敵となる。だからおまえたちはつねにたがいを信頼しなくてはいけない。兄弟仲良く!忘れてはいけないよ。」
読了日:09月04日 著者:森見 登美彦


0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための感想
★3.5:志を作る→それに合わせて判断できる→ポジションがとれる→そこからトライ&エラー→経験がたまる。理解できたが、これに乗っ取ってスピード感を持って動くには、2つの山がある。①瞬時に判断出来るだけの仮説ぐせを持てるかどうか。②仮説をたてられたとして、周りを恐れずにポジションが取れるか。 周りを恐れないためにハードルを下げておこうというが「回りの目に対する恐怖」はそれよりも大きい。分かってはいるけど、この克服に対する解がまだ見つからない。
読了日:09月04日 著者:伊藤羊一


1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術感想
★3.5:これから意識したいこと。結論→根拠(3つ程度)→具体 の構造を意識し、簡潔に伝える。伝えることは人を動かすことなので、動かすための根回しや、相手の背景への理解など、やれることは全部やった上で簡潔に伝える。それでも人は忘れるので、耳に残るキャッチフレーズを用意しておく。
読了日:09月15日 著者:伊藤 羊一


ディズニーランドが日本に来た! 「エンタメ」の夜明け (講談社+α文庫)ディズニーランドが日本に来た! 「エンタメ」の夜明け (講談社+α文庫)感想
★4.0:ディズニーランド誘致の話だけかと思ったら、ラジオ・テレビ・広告・球団・万博・テーマパークと、次々と日本のエンタメが生まれてきた黎明期と、その裏で活躍した人たちの話。スゴいアイデアと行動力を備えた人が導いてきたんだなと感激した。それとともに、ここ20年くらいは、ネットの登場はあれどもエンタメの基本要素は大きく変わっていないとも感じた。本書で描かれる80年代までに出揃ってしまった感じ。今はもう限界なのか、カリスマ不在なのか。
読了日:09月29日 著者:馬場 康夫


採用基準採用基準感想
★4.0:マッキンゼーが人材に求めるものは、英語力、思考力(本質的な課題を見つける力、そしてその持続力)、そしてリーダーシップ。リーダーシップとは「チームの目標を設定しグループに伝え、達成のために必要な判断をし、その結果・責任を引き受けること」。その他、日本では、自国のマーケットを下敷きに海外で市場にも手を出せる「グローバル人材」が求められているが、世界で求められている「グローバルリーダー」は、多様な文化を理解し、その違いを含めてまとめることのできる人、という点も興味深かった。
読了日:09月30日 著者:伊賀 泰代