少し昔話をさせていただきます、大学3年生の頃の話。
2005年だな。え~… 13年も前ですよ。
夏休みに参加した名古屋のよさこい祭り「にっぽんど真ん中祭り」(以下、どまつり)。その最終日には、名古屋のチーム主催の夜会が開催されました。
(確か、夜宵が主催かな)
この夜会、例年だと高架下や名城公園など、屋外の広場で、周囲からの注意におびえながら夜通し踊ったりする交流会だったんだけど、この年はなぜか栄のカラオケボックスが集合場所でした。
後にも先にもない話ですが、この夜会、カラオケ館一棟をよさこいチームで貸切って、交流会をするというとんでも企画でした。
カラオケじゃ交流のしようがないんじゃない?
そう思うでしょ?
そうなんです。交流のしようがないんです。
カラオケルームでチームがミックスになる仕掛けもなく、みんな思い思いに部屋に入り、説明や乾杯の発声があるわけではない中、他にする事もないのでみんなおもむろに歌を歌いはじめます。
はじめて交流会に来て心配な後輩の部屋を回りながら
「みんな歌っているし歌いはじめていいよ」
と謎のカラオケGOサインを出した記憶があります。
宿に帰らず頑張って夜会に来たのに、あまりに適当な感じがあれだったのか、なんかすごい怒った記憶があります。大学生活で一番激怒したかもしれません。浜井君に「そんなに怒るなよ」と言われたくらいです。
- おこ
- まじおこ
- 激おこぷんぷん丸
- ムカ着火ファイヤー
- カム着火インフェルノォォォォオオウ
- 激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム
で言えば、「ムカ着火ファイヤー」位ですね。
しばらく同じ部屋の、浜井君、仮免、僕の3人で歌っていましたが、名古屋の深夜に、仙台でも出来ることを、いつもの面子でやっている事に対して怒りのボルテージが「なんとかぷんぷんドリーム」まで達し、即興の「交流」を仕掛けていく事になりました。
僕らが実践した「交流」の流れは以下です。
- 扉のガラスから入って大丈夫そうか一応確認する
- 3人でいきなり突入し、歌っている人を盛り上げる
- 「俺たちも歌わせて」と割り込みで1曲入れる
- 仮免が熱唱する。
- 浜井と僕は、ものすごい合いの手を入れる
- 誰も知らない曲だったので、みんなポカンとする
- 「盛り上がったね~」と3人は出ていく
- 次の交流部屋に向かう
ただの嫌がらせですね…。
夜のテンションからか、怒りからか、これがすごく、すごく楽しくてねぇ。
フロアを回りながら片っ端から交流をして回り、それは夜通し続きました。
明け方になり怒りも発散しきり、すっきりと帰路につく我々でしたが、泥酔した2分が「浜井君!浜井君!」と変な絡みをしていて、それに対して浜井君は再び怒っていました。
話が現在に戻ります。
この夜会の晩に仮免がずっと歌っていた曲を、最近見つけたんですよ!!
イナズマ戦隊の「パーダラブギ~後悔するにゃ若すぎる~」
サビの「幸せざんす!」が、頭に残っていて、聞いてて気づいた時、声を上げたくなりましたよ。
「うおー!あの夜のー!」「仮免、今何してるのー!」って。
こんな出会いがあるんですね。
もしかしたら、既に出会っていて、人生のどこかに散らばっているこんな曲が、まだあるのかも。再会が、楽しみでしかたないですね!!