お前らは先に行け!

30代関東リーマンの、日々の暮らしや体験記。

斉木楠雄のΨ難

斉木楠雄のΨ難が映画化されまして、今週のジャンプに載っていた斉木はそのパロディ的な内容でした。

原作漫画も面白いものの、わざわざ映画化するほどじゃないだろと思っていましたが、かなり気合が入ってそうですね。役者による映画の番宣もすごいです。


これまで多くの漫画が、アニメ化され、時として実写化され、そのたびに「イメージが違う」「改変するな」と否定されてきました。特に実写化については、認められている作品は本当に数えられるレベルじゃないでしょうか。

 

誰もが知る名作を実写化しようとすると、ファンもアンチも多すぎて外野が大騒ぎします。祭りです。まぁまぁな出来だったとしても、外野の声にイメージが引っ張られちゃって、そこそこの成功では誰も許してくれない。「そこそこじゃねえか!それみろ!」と怒り狂う民衆が、ネットの中だけに溢れかえるのです。

また名作と呼ばれる作品には、他にはないオリジナルな要素があるもんだから、その再現がだいたい難しかったりして、そこがまた突っ込みどころにされちゃいます。

ジョジョ4部は、原作に忠実に作って、スタンドの演出も好評そうだけど、それでもやっぱり足りない。ファンが多すぎるからでしょうか?承太郎の役者がシワシワだからダメだった?

一方でるろ剣は、原作の必殺剣技も出てこないし、話も大分変えているのに評判が良い。アクションシーンがいいから?それとも蒼紫の役者が良かったから?こっちもファンは多いだろうに。

難しいですね。

斉木楠雄を見ていると、強烈に熱がある作品ではないけど、監督や役者やミュージシャンが集まっていて、すごい盛り上がってそうに見えます。すると一般的にはそんなに知られていなくても、盛り上がってそうだから見てみたくなってきますね。作品の人気や、ファンの熱が、勝手にハードルを作っていないから「面白そう」だけ残ってるんですよね。作品力ともちょっと違くて、周りが気合を入れてすごい神輿が出来あがってる感。

そしてこの構図は、原作漫画自体の温度感と似ています。
中心人物の斉木はテンション低めで気配を消そうとしているけど、個性的な登場人物達が大騒ぎして、色んな事件が起こってしまう世界。

この映画化のテンションは、とても斉木楠雄らしいと感じました。