あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

ゴールデンカムイ

7月、道東旅行に行ったとき、網走監獄の観光中こんな掲示物が。

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ヤングジャンプで連載中の「ゴールデンカムイ
2016年のマンガ大賞を受賞するなど、存在は知っていたけどどんな話かは知らず。

監獄の話なの??

 

そして、上のポスターにはこう書かれています。

熱すぎるバトル!グルメ!ギャグ!萌え!
マンガの面白さ、全部乗せ!

これほど別ジャンルの要素、ホントに全部含まれているのかよ…

旅行の翌日には奥さんが大人買いをしてきてくれ
半信半疑で読みすすめてきた結果を、本日ご報告しましょう。

 

熱すぎるバトル

話の本筋は明治時代後期の北海道で、莫大なアイヌの金塊をめぐる物語。
金塊を狙う色んな輩、金塊の地図を体に刻まれた脱獄囚、さらには野生のクマとのバトルが繰り広げられます。

この時代の武器をしっかり描いていたり、動物や自然との闘いがあったり、他にない熱いバトルですな!!

【結論】熱いバトルは含まれている

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グルメ

明治時代、開拓中の北海道が舞台なもんだから、山や杜の移動シーンが非常に多い。
そしてその都度、アイヌの少女アシリパさんが、獲物の捕獲の仕方、さばき方、調理道具、調理方法、食べ方…かなり細かく解説してくれます。

ただワイルドすぎる。あらゆる獣のあらゆる部位を食しています。現代の食文化からはなかなか考えられないメニューもどっさり…。

グルメというか、アイヌの食文化を知る感じでしょうか。食べた後のリアクションが顔芸みたいで、うまいのかまずいのか、全然分からん。

【結論】食は含まれている、グルメかは分からん。

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ギャグ

料理を食べた後のリアクションが筆頭なんだけど、顔芸がめっちゃ多い。
白石は出てきている間、半分以上は顔芸じゃないでしょうか。

ネット上の評判でも、奥さんも言っていたけど、あまりにやりすぎてしつこい、とのご意見でした。ぼくはチラチラ笑ってますが。

【結論】ギャグは含まれている。笑えるギャグかはあなた次第。

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萌え

登場人物は、屈強な兵士、新選組の生き残り、脱獄囚など、武骨な男ばかり。
まともな女性登場人物は、ヒロインのアシリパさんか、インカラマッくらいです。

どっちもかわいいけど、アシリパさんもたくましく、顔芸がひど過ぎて萌えるかというと…。ごくたまにある杉元を思っているシーンはいいけど。

その他、男色、ケモナー、色んなフェチが顔を出しているので、それをすべて含んで萌えと呼べば、呼べないことも……

【結論】いや、萌えは含まれていない!

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旅行中に、北海道の歴史や、アイヌ文化を知る事が多かったので、予備知識を持ってからこのマンガに出会えて、ホントに良かったですね。

すげえ面白かったので、
みなさん道東旅行に行ったら読んでください!!