地元の事を歌われた歌というのは、やはり嬉しく、聞き入ってしまうもので。
特にポップスとして歌われたご当地ソングがとても好きです。演歌や歌謡曲ではありません。僕はこれを、ネオご当地ソングと呼びたいと思います。
第1の故郷 八王子では、ファンキーモンキーベイビーズが特に強い!
八王子祭りの歌「太陽おどり」をファンモンが吹き替えているほど。
この歌の歌詞の中で
あの娘とあいつが 高尾の山からおりて来た
というショッキングなフレーズについても語り合いたいですが、それはまた別の機会にしましょう。
第2の故郷、仙台ではどうでしょうか。
今回は是非、カラーボトルを推したいと思います。
いつぞやのカラオケで、おしょうさんがこの歌ったこの歌で知りました。
仙台らしい曲の代表は「ヒカリの街」。
そのまんま、冬の風物詩 光のページェントの事を歌った歌です。
車はいつも通り走る 夕暮れ駅前通り
テレビカメラ襟を立てて抜ける ペデストリアンデッキの上街頭ビジョンには 恋人達のラブソング
ギター背負った少年に あの日の僕を重ねた冬の街良く通いなれたアーケード ショーウィンドウ マーブルロード
占い師のテーブルを曲がれば そこが一番町見なれた景色には ゼロになれる不思議がある
あいつは元気でいるのかな 商店街抜けた空飛び込んできた幾千万のヒカリ
1番のメロは、駅からアーケードを経由して定禅寺通りにいくルートを説明しているだけの歌詞。駅前のOH!バンデスの中継や、シャッターのしまった店の前に現れるようわからん占い師といった、細かい風景がまぶたの裏にはっきりと浮かびます。
あとは、タイトルものそのまま「地元賛歌」もいいですね。
市営地下鉄 泉中央 七北田公園と、徐々にミクロに視点が移っていくところが染みますね。
住んでいた町の歌が、もっとたくさんあればいいのに。