結婚式でつくった動画の作成記録第3回。
一番力を入れた、二次会のオープニング動画についてです。
動画の方針
僕らは共通の友達がいたわけではないので、新郎の友人からすると新婦は初めまして、新婦の友人からしても新郎は初めまして状態でした。
そんな訳だから、いきなり入場するよりも、どんなお相手とどんな感じで今日を迎えたのか予告してから会を始めたいなと、2人の付き合ってから今日に至る過程を紹介する映像をつくろうと思いました。
しかし2人の写真ばかりも恥ずかしいし、そもそもそんなになんでもかんでも残っていない。
また同時に、変わった動画を作りたいという思いがありました。披露宴は来賓・親族もいたので置きに行ったし。そんな折、好きだったchromeのCMにヒントを得ます。
思い出の写真は一部しかないけど、2人のやりとりはラインで全部残っているな。付き合ってからの出来事にかかわる携帯・ネット上のやりとりを動画にしたら、斬新かつ全ての過程を紹介出来るのではないか!
もしかして…これは革命的な映像になるのではないか!!
映像の構成
前前前世を使うことは決めていたので、構成は区切りよく以下の感じに
- 1 番:知り合ってから付き合うまで
- 2 番:付き合ってからプロポーズまで
- 感 想:結婚生活準備
- 大サビ:結婚式準備
また、携帯・ネット上のやり取りということで、映像に出来そうな要素を上げて全体を考えました。
- スタートは携帯電話の登録画面
- ラインのやり取りを軸にする
- 遊びに行く前に、その場所を検索するシーンを入れてどこに行ったか示す
- 思い出が増える様を、写真フォルダが増えることで表現する
- 写真や動画も、あくまで端末上から見ている設定で表す。
- Google MAP・じゃらん・食べログ・AMAZON・SUUMOなど、みんなが知ってるHP画面を、イベントに合わせて組み替えて画面に変化をつける
- 大サビで徐々に現在に近づく期待感を出して、最後はメールで「会場着いたよ~」として、今につながった所でフィニッシュ
- 1番は僕主観、2番は奥さん主観にする。情報のバランスを整えるのと、主観が入れ替わることで「君の名は。」へのオマージュに。
思いついて試したりしたけど、ボツになったものも数知れず。
- 携帯の検索画面でゲストの名前が色々出る。俺の名前出た!と思ってもらう。
→ ちらっと過ぎてよくわからないからやめる - 奥さんのfacebookに友達申請するシーンを使う
→ なんかキモいからやめる - 遊びに行ったことを僕がツイートする画面
→ ツイッターもなんかキモいからやめる - 遊びに行ったことに関する僕のブログを出す
→ このブログが知られていなくて、ほぼみんな?だからやめる。 - ポケモンGOをしている所にラインが届く
→ ポケモンが唐突すぎてやめる - ネットコミックやまとめサイト読んでいるところにラインが届く
→ 同上
作成ソフト
パソコン画面の取り込みは、デスクトップキャプチャのBandicamのフリーバージョン。
取り込み範囲も選べるし、ネット検索画面や、フォルダ作成画面など、PC画面上の事はなんでも簡単に取り込めるのですごい便利。
携帯画面の取り込みはMobizenを使ったけど、なかなか苦労しました。
Mobizen自体は使いやすいほうだと思うけど、複雑なアクションはカクカクしやすく、キャプチャしたデータをPCに送るのも手間です。
当初はライン画面も携帯で取り込む事を考えてましたが、とてもじゃないけど無理。結局、ライン的画像を加工して作って、premire上で動かすことに変更。
出来栄え
思いついたアイディアはほぼ盛込め、満足いく動画が出来ました。個人情報がドシドシ出てくる動画なので、とてもじゃないけどアップはできませんが、
今後、映像を作る機会はなかなかないだろうけど、思いっきり出来て楽しかったな~。
奥さんとあーだこーだ言いながら作ったので、編集作業も結婚式のいい思い出の1つです。