以前も紹介した漫画「いっぽん」の2巻を読んでいると気になるフレーズが。
サクラの「サ」は稲の神様の事を言う
ほんとかいな!
調べてみると出てきました。民俗学の一節の様です。
「サ」は「耕作」を意味する古語でもあり、「稲の神様」も指す。
植える月は五月(サツキ)、その時期の雨は稲の神が乱れているとされ五月雨(サミダレ)。神への供えの中心は酒(サケ)。
酒自体には「捧げる(ササゲル)」の意味も含まれ、サカナ(肴)も共に捧げられる。
じゃあ、稲とサクラとの関係は?って話ですが、
- 山の神は、春には田の神になりって里に降りてくる。
- 山から降りて来る途中桜に宿って、桜の花を咲かせている。
- 桜が早く散る=稲の神の力が衰えている、それはすなわち凶作を暗示。
- 桜の花の下で酒宴を催し、神をもてなし桜が散らないよう祈る
- これが花見の起源。
という逸話があるらしい。
サクラは神との結びつきにちょっと怪しさがあるけど、神道っぽいちゃぽいね。