今週、大人気漫画「BLEACH」が最終回を迎えました。
よく分からないまま相当駆け足で終わっちゃって、はっきり言ってかなり残念な終わり方ではありますが、それでも感慨深いものがあります。前にも書きましたが、僕はBLEACHが大好きでした。
最終話のタイトルは、第1回と同じ「Death & Strawberry」
作中でこれに近い、タイトルは何度も出てきます。
■第1話「Death & Strawberry」
主人公 一護と死神 ルキアの出会い。苺と一護をかけてストロベリー。
■第151話「Deathberry returns」
いよいよ処刑されるルキアを、修行を終えた一護が助けに来る話。デスベリーは死神:黒崎一護のこと。
■第195話「Death & Strawberry [Reprise]」
破面の襲撃を受けて、一護の学校にやってきた死神たちがやってくる話。一護とルキアが久々の再開。
■第460話「Deathberry returns 2」
フルブリンガー達との戦いの中、ルキアが一護に剣をつきたて、第1話ばりに死神の力を与える話。
一護とルキアの重要なやりとりの時、これらのタイトルが使われてきました。2人はくっつく訳じゃないんだけど、作品の中で大切なパートナーとして扱われてきた事が感じられます。
そして
■第686話「Death & Strawberry」
物語の10年後を和気あいあいと楽しげに描きます。恐らく26,7歳位の一護と織姫の間には、息子 一勇が誕生しています、あらまぁなんと早いこと。最終話らしく、一護とルキアのドタバタのやり取りがあるのも嬉しいですね。
しかし、このタイトルは2人の再会を表現したものではありませんでした。
恋次とルキアの娘、阿散井苺花は死神見習い。名前に苺の字が入っているのは、2人の恩人の一護からとったもので間違いないでしょう。その死神 苺花と一勇が出会ったところで話は終わります。
新しい出会いに、第1話と同じ名前を付ける。新しい物語の幕開けを感じさせます。
オサレ。
最後、煽りに「斯くて刃は…」って書いてあるんだけど、これ第1話の最初のモノローグ「斯くて刃は振り下ろされる」からの引用なんだよね。編集もオサレだね。
お疲れ様でした!
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