実写映画の「バクマン」を見たよー。
ちょっと微妙だったかな
バクマンといえば、少年ジャンプの裏事情を描きながら、個性豊かな漫画家や編集者、凝った作中作品、歯の浮くような恋愛描写、色んな情報とキャラクターが織り成すごった煮感が持ち味の作品だと思ってます。
映画化にするにあたり、地味になりがちな漫画執筆の描写をアクションっぽく表現して、うまく見せ場に変えているのは良かったんですよ!
予告でも、そこでアクション描写を見て期待感が高まってました!
一方でストーリー。
大量のキャラクターと、浮かんでは消える漫画のアイディア作戦会議の描写はガッツリとカットされていて、単純なストーリーになっちゃっています。
分かりやすい話になってはいるけど、漫画の試行錯誤をカットしちゃうとなー。僕がバクマンに期待していたものではなかったかな。
本棚に並ぶ漫画の背表紙を使ったエンドロールは、素敵な見せ方でした。
HUNTER×HUNTER連載中ということで、タイトルはバクマン内の名言から。