今年、i-pod一番再生しているのは、Wiennersの「姫君バンケット」です。
「でんでんぱっしょん」や「サクラあっぱれーしょん」等、でんぱ組の代表曲を作曲している玉屋2060%率いるバンドで、新メンバーを増員し昨年末から活動を再開しました。
軽快なメロディの中で「退屈なお城から抜け出したおてんば姫は、城下で愉快に踊り出す!」的な、江戸時代版アリーナ的な歌詞が展開されます。
めっちゃいい曲ですね!
さて、この曲の特に気に入っているところとして、和の世界観にも関わらず「カモナベイベ!」「シャケナベイベ!」「ギミナウ!」という、〝洋の合いの手〟が入っている事が挙げられます。
〝洋の合いの手〟それは本来ラップに使われるようなものが多く、挑発的な意味合いが多いですよね。「カモン」「ワッツアップ」「ダメージダメージ」とか。
まぁ、江戸の世界観には合わない。
合いの手が溢れるよさこい祭りでも〝洋の合いの手〟はあまり使われていません。合いの手ももちろん、日本古来のトラディショナル掛け声「はっはっ」「それそれ」「よいしょ」だらけです。「はーーっ!」とか。
ジャズとよさこいの融合「アフターファイブ」では、洋式合いの手がいい感じに雰囲気を作っていたと思っていますが(熱い自画自賛)、姫君バンケットも洋式合いの手がエッセンスになり江戸ロックを実現しております。
合いの手が、洋の曲と江戸の世界を繋ぐ。
曲と歌詞のシンクロする!
ついでに、ギターソロの前に、鼓の音に合わせてボーカルが「ポン!」というんだけど、それもよさこいっぽくて良いですね!
ポン!