チキン君と、でんぱ組.incのライブに行ってきました。
感想は大きく2つ。音楽性と、イベント性。
①音楽性
恐らくグループ名の由来でもあるんでしょうが、
所謂「電波ソング」が特徴です。
ガチャガチャしたツギハギのような曲調にくわえて、
意味がわからないけど、キャッチーな言葉で畳変えてくる感じ。
アニソンだったりボカロだったり最近のアイドルだったり、似たような曲調は多くあるのですが、でんぱ組が一線を画すのは、全体的に「日本」という概念が、至る所に出てくるところ。
新しいアルバムで言えば、
「ちゅるりちゅるりら」は歴史用語を散りばめ
「NEO JAPONISM」では昔話のキーワード。
意味は通ってないんだけど、日本的な言葉を多用します。
ワールドツアーとして海外でのライブも積極的にこなしているし、世界に対して「日本産の新時代のポップカルチャー」を売っていこう。という気概を感じます。
けど昔ながらの「日本らしさ」ではない。
あくまで「日本」の要素をツギハギして、独自に再編成したもの。
曲中でも自らを
「我らがNeoジャパニーズ宜しくね。いい国作りましょ。」
と言い放ちます。
②イベント性
でんぱ組のライブシーンは、カップヌードルのCMとかドラマ「最高の離婚」とかでも使われて、オタクライブの象徴的に扱われていたので、かなり緊張しながら行ってきました。
…オタ芸やらないと浮いてしまうかな…
…親衛隊の人たちに怒られるかな…
ですが!
以外に普通の人(失礼!)が多く、オタ芸もあるんだけど、初心者にも優しく楽しめました。カップルとかもかなりいるし、20代の人が多そうだった。
ただサイリウムは必要ですね。サイリウムありきでライブが成り立っています。
メンバー6人に、それぞれテーマカラーが決まっているんだけど、会場はいつでも歌っている子の色に染まっているんですよ。
緑の子が歌っている間は会場も緑に、赤の子が歌っている間は会場も赤に。
それは、瞬間的にサイリウムの色を変えているんじゃなくて、自分の推しメンが歌いだした瞬間に、持っていたテーマカラーのサイリウムを上げて応援している。という仕組です。
せっかく行ったから、自分も同じようにやってみるんだけど、推しメンの子しか見れなくなりますね!
いつ歌いだすか分からないから、ずっとその子だけ見てる。
歌い出したら「来た!」とばかりに、手を高く上げ応援する。
ライブ終了時には、本当に推しメンになっていました 笑。
アイドルというには高齢の20歳後半で(失礼!)可愛くないと聞いていましたが(さらに失礼!)さすがアイドル。
みんなとても魅力的でした!
ねむきゅんこと、永遠の魔法少女未満 夢眠ねむちゃん推しです。
そんなこんなで、めっちゃ楽しんで帰ってきました。
チキン君とはだいぶ音楽の嗜好性が近いので、何でも一緒に行けて嬉しいですね。
5月はクリープハイプのライブに、行ってきます。