あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【読書記録】日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか

この度の震災では、
海外から「日本人の人間性は素晴らしい」という評価が一杯あったようですね。

謙虚で、冷静で、慎み深い。
そんな、世に言われる日本人の良さはここだよ!を取りまとめた一冊。

 

食、匠、和、と様々な観点から日本の美徳を切り取っていくんだけど、
最終的には天皇と神道の2点に収束していきます。

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小さいころは、
天皇って良く分からなくて、けどみんなが崇めていて
少し得体の知れないものでした。今でも、それは完全には拭えていないです。

けど国の王様だよ、というとそんなに怖くなくなる。

ドラクエのようなファンタジー世界の王様は何故かイメージしやすいんです。

 

自分の中で、「天皇」と「王様」には開きがあって、
それが得体の知れなさでもあり、けれどみんなが崇める所なのかなと感じます。

本書の中では「はなからいる」という表現があるんだけど、
日本のコアであり、支えであり、
人間性が素晴らしいとか、血筋が素晴らしいとか、そういう事じゃない。
と言っています。

 

口では言えない、説明がつかない、中心部分を見て、
言葉で分類したがる現代人は天皇を少し引いて見ちゃうのかなと思います。
「万物に神が宿っている」という神道の感覚がもう少しあれば、
国に宿る神のごとき、そこにあるありがたみが感じられるのかな、と感じました。

 

なんのこっちゃ分からなくなった!
精神論は難しか!